村上春樹「僕はできるだけ書評や映画評のたぐいは読まないようにしている」

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   作家の村上春樹氏(66)が3月12日(2015年)、読者との交流サイト「村上さんのところ」で作品への評価について語った。

   24歳の大学院生という読者から、本や映画、音楽などの評価をするさいのスタンスや姿勢はあるか、と問われた村上氏はこう答えた、

「僕はできるだけ書評とか映画評のたぐいは読まないようにしています。ベイシックな情報だけを仕入れます」

   というのも、昔書いた書評や映画評が「ときとしてけっこういい加減なものになってしまうことを、身にしみて知っているから」だという。「(書評や映画評には)風向きをはかって、『これをこんな風に書いておいたら、人は感心してくれるだろう』みたいな姿勢で書かれているものがけっこうある」と指摘している。

   そして、質問を寄せた読者に「まずご自分の嗅覚で本や映画を選び、自分の感覚でそれを評価する習慣をつけられるといいと思います。あまり他人の意見をあてにしていると、やがて痛い目にあうことになります」とアドバイスした。

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