「日本空襲」米戦闘機装着のガンカメラ!度肝抜く機銃掃射の実写映像・・・地上で動くものすべて攻撃
<戦後70年 千の証言スペシャル 私の街も戦場だった>(TBS系)

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   第2次世界大戦中、日本の都市を爆撃したアメリカ空軍は、戦闘機の翼に機銃掃射をするたびに連動するガンカメラを搭載していて、カラーで地上の壊滅ぶりを撮影していた。婦女子に竹槍を持たせた日本軍の前近代ぶりとの違いに唖然とする。日本中の都市といわず田舎といわず機銃掃射でやられた実写映像が度肝を抜く。
   後半は、八王子の高尾山の麓にある中央線・湯の花トンネルで、民間人の疎開客を乗せた列車が2度の機銃掃射を受けて、乗客の60人以上が死亡した実話の再現ドラマ。15歳と13歳の姉妹が長野に行く途中、この列車の中で姉は死亡、血だらけで妹は家にたどり着く。新宿発午前10時30分の列車だった。時に終戦の10日前、昭和20年8月5日。はっきり言って死んだ人は犬死である。
   妹は83歳でまだ健在。2人を育てた母親は2003年8月5日(つまり、姉娘と同じ命日である)に死去。よく出来た再現ドラマではあったが、灯火管制厳しかった昭和20年8月の時点で、居間の電燈に暗幕もかけず、ガラス窓から赤々と電灯の明かりが外に漏れる無知。防空壕は地下に穴を掘って作ったもので、このドラマのように庭に小屋もどき座高の高い作りは戦闘機から見てすぐ発見されるのでありえない。等々、時代考証の間抜けが散見されたが、敢えて見過ごす。ナビゲーターの佐藤浩市が適役。戦闘機のパイロット仲間が存命で、民間人を殺したトラウマに悩む姿が救いであった。(放送2015年3月9日21時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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