2018年 9月 22日 (土)

誰に伝えたいのかそのニュース!地方のコンビニ開店を関東で取り上げる意味ある?

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   前々から気になっていることがある。ニュースだ。「これって、どうてもいい情報じゃないかな」「尺合わせ(放送時間を合わせること)のためだけに選んだとしか思えんが、どうしてこれがニュースなの」と思うことが多くありませんか。

   たとえば、関東ローカルの放送番組で、大手コンビニが四国のある地方都市にオープンしたと伝えていたが、その街の視聴者にはニュースかもしれないが、関東で流す話題ではなかろう。「へえ~」と思う人は、その県の出身者かコンビニ業界、流通業界の人ぐらいじゃないか。

お約束だけど・・・祭り・イベントの子どもインタビューもいらないんじゃない?

   街の人の声というのも番組として必要なんだろうか。必ず年齢と職業が明記され、その割にはあまり重要ではないようなコメントばかりが並ぶ。とくに海外で日本人快挙とか、お祝いニュースなどでは「街の反応は?」というのが多いが、コメントは本当につまらないしくだらない。

   他にもある。地域の「○○祭り」「××セミナー」が開催されましたという類だ。週末になると必ずどこかの局でやっている。映像を見ると、取り上げた割にはたいして人数が集まっておらず、ニュース原稿を聞いても「およそ30人を超す関係者が集まりました」としょぼい。祭りやイベントのニュースはたいていが子供にインタビューをしていて、「おいしかった」「楽しかった」と言わせている。しかも、映像のところどころにインタビューした子供が見切れていて、集客の低さが露呈してしまっている。なんでもかんでも子供に感想を聞いても仕方ないだろうに。

記者・カメラマン、制作現場の新人研修で取材したネタ

   でも、この祭りやセミナーの取材というのは、実は制作スタッフ向けには必要だったりする。新人研修に使われたりするのだ。新人ディレクターやカメラマンに行かせて場数を踏ませる。また、地方局は殺人事件や大きな交通事故などが起きない限り、報道は地元に根差したものが求められる。

   こういう類のニュースは心を和ませてくれると思いこみたいが、筆者はこんな愚痴を聞いた。原稿を読んだ後のアナウンサーが「なんでこんなの放送すんだろね」とボソリといった。いったい誰のための放送なのか、たまにわからないことがある。

モジョっこ

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