神奈川・南足柄で早咲き桜満開!あたり一面に漂う・・・あれっ、「桜餅」の匂い!?

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   東京ではまだ梅が満開というのに、神奈川・南足柄市の狩川沿いでは早咲きの桜が満開だ。高野萌がいっぱいの陽をあびて現地リポートした。この桜はただ早咲きというだけではなく、桜餅のあの香りがするのだという。桜が匂うなんて知ってましたか。

地元農家が開発した新品種「春めき」

   狩川の堤防700メートルに171本が桜並木になっている。「春めき」というあまり聞かない品種だ。そのはずで、地元で農園を経営する古屋富雄さんが開発して、2000年に品種登録された。

花も団子も

   日本で圧倒的に多いソメイヨシノよりひと足早く、3月中旬が見頃という。南足柄を中心に、神奈川各地に広まっている。ところによっては、梅あるいは菜の 花と並んで、さらに富士山をバックに楽しむことができる。隣の大井町はその絶景スポットになっている。高野のいる狩川の奥にも真っ白に雪をいただいた富士山が見えていた。

   「春めき」の名は春めいたときに咲くというところからつけられた。ソメイヨシノよりやや色が濃く、花びらも密集しているが、なんといっても特徴は香りだ。古屋さんも初めは香りに気がつかなかった。

   近隣の秦野市に住む三嶽正雄さん(68)は、伴走者と遊歩道をランニングしていて匂いに気づいた。「何だ?」と聞いたら、「春めき桜だ」といわれた。緑内障で視力を失って26年、桜の花を思い出した。

   三嶽さんから「匂いに癒された。苗を分けてくれ」といわれて、古屋さんも驚いた。それまで「匂いがあるという意識はなかったんです。健常者は気がつかない」と話す。以来、盲学校や視覚障害者支援施設などに苗を贈り続けている。

東京のソメイヨシノは来週月曜開花、4月4、5日が見ごろ

   キャスターの齋藤孝「春の訪れを『春めき』で知るというのは楽しいですねえ。『春めく』にはうきうきするという意味もありますから」

   しかし、匂いばかりはテレビでも伝えられない。高野は「桜餅のあま~い香りに似てるんです」と表現した。夏目三久が「花も団子もですね」と突っ込んだが、あの香りはオオシマザクラの葉を塩漬けにすると初めて出てくるものだ。桜の花びらをいくら嗅いでもわからない。それが自然にあたりに漂っているとはなんと優雅なこと。

   お天気担当の尾崎朋美によると、あす19日(2015年3月)から一気に気温が上がる。ソメイヨシノの桜前線は北上を続けていて、東京の開花予想は23日の月曜日。そのあと24日から27日に寒の戻りがあり、花の命は長持ちしそうで、満開が4月1日、見頃は4、5日ころという。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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