<山田孝之の東京都北区赤羽>(テレビ東京系)
山田孝之の「赤羽暮らし」ドラマなのかドキュメントなのか?気がつけば深夜に豪華な来客たち

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   俳優・山田孝之が東京・北区赤羽に移り住んだひと夏の記録ということだが、ドラマなのかドキュメンタリーなのかいまだにわからない。リアルなのか演出なのか、毎回混乱してしまうが、そこも含めてクセになるドラマだ。

   山田孝之は主演の映画「己斬り」の撮影中、役作りが不調でスランプに陥ってしまう。ラストの自害するシーンで、山下敦弘監督に「作り物では死ねない」と詰め寄り、「真剣(本物の刀)を用意するか、タイトルを変えるか」と迫る。結局、撮影は中断され、ラストシーンを撮ることなく映画はお蔵入りになってしまった。

綾野剛、やべきょうすけ、清野とおる、吉井和哉...

   しばらくして、山田から山下監督に清野とおる著「東京都北区赤羽」という漫画が届けられる。山田はこの漫画に触発された。いま自分は「軸」が見つからない状況にあるが、赤羽に移り住めば何かきっかけがつかめるかもしれないと考え、監督にその様子を撮影してもらいたいと言い出し、実際に引っ越してしまう。

   清野とおるに赤羽を案内してもらい、漫画に出てくる店や場所、赤羽の名所を訪れ、山田は興奮する。漫画に登場する赤羽の人たちが集まり、歓迎会も開いてくれることになった。拠点となるアパートを決め、いよいよ赤羽の住人になった山田・・・と、まあこんな感じでストーリーが進む。

   深夜の番組と侮ることなかれ。第6話ではエンディング曲「TOKYO NORTH SIDE」を手掛けた吉井和哉、第7話では演出の大根仁、先輩俳優のやべきょうすけ、第8話では親友の綾野剛が出演するなど、気が付けば豪華なゲスト陣となっていた。

   彼らを前に、どう見ても素で語っているとしか思えないのだが、最後の最後に実は台詞があって演出もあるんですよなんてネタばらしされても、受け入れてしまいそうだ。山田は最近、ジョージアなどのCMでも面白い演技を見せているが、ここには山田の魅力のすべてが集約されていて、すっかりファンになってしまった。

林家パー・ぺー子のホームグラウンドから「住みたい街」ランクインへ

   これまで、林家ペー・パー子のホームグラウンドという印象でしかなかった赤羽だが、このドラマのおかげで行ってみたい街になった。山田ではないが、そのうち「住みたい街ランキング」の順位も上がるかも。

   次回はついに最終回、「山田孝之、赤羽を出る。」。どんな結末になるのか。これは見逃せない。(金曜深夜0時52分)

くろうさぎ

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