チュニジア襲撃負傷の日本人女性「母は生きてるかわかりません」

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   18日夜(日本時間2015年3月)に北アフリカ・チュニジアの首都チュニスの博物館が武装グループに襲撃された事件で、安倍首相は「現在のところ日本人3人死亡、3人負傷を確認した」と発表した。

   左頬に負傷した35歳の日本人女性がニューヨークタイムズ電子版記者のインタビューに答えている。「母と一緒にクルーズ船で18日に到着したんです。頭上を弾丸が飛んできたので、床に伏せました。倒れた母が生きているか揺さぶってみたが、反応はなかった。生きているかどうかわかりません」

   2人の襲撃犯は人質を取って博物館に立てこもったが、治安部隊によって射殺された。しかし、ほかにもまだ数人の実行犯いるようで、逃走中という。

「イスラム国」に狙われていた・・・治安当局が活動家を拘束

   観光立国のチュジニアは古代ローマ時代のモザイクが数多くあり、治安も良いとされていた。ところが、最近になってイスラム過激派組織「イスラム国」に狙われる素地があったらしい。中東問題に詳しい国際開発センタ―の畑中美樹・研究顧問はこう解説する。

渡航制限は?
「チュジニアから3000人ほどが戦闘員として『イスラム国』の戦争に参加していたのですが、昨年4月にこのうち約400人が帰国しました。そこでチュジニア政府はイスラム過激派狩りを行って32人の過激派グループを摘発し、その中にイスラム国の戦闘に参加していた数人が含まれていたといいます。2月には警察官4人が殺害されており、今回のようなテロ事件の素地はあったんです。『イスラム国』の犯行という見方は極めて高いと思いますね」

   司会の小倉智昭「日本政府は渡航制限を行っていなかったんですかねえ」

   畑中顧問「とくにそこまで危険ということはなかったし、観光スポットとして人気があったので制限はしていませんでしたね」という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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