福島「原発被害地」アッキーが歩く!開通した国道6号線「窓開けるな」「駐停車禁止」

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   今月(2015年3月)2日から放送してきたアッキー(篠山輝信)が行く「バスで!列車で!『復興の地』への旅」の最後は、福島第1原発の避難エリアとなっている浪江町、双葉町からいわき市までだ。原発周辺はどうなっているのか。篠山は「やっぱり知る事が一番大事じゃないかと思いました」と伝えた。

日中だけやってる食堂の名物はニラレバ炒め定食

   原発から10キロの浪江町には、いまも住民は戻っていない。帰還困難地域で無人の町だ。去年9月から国道6号線が通れるようになったが、窓ガラスは閉じ、駐停車も禁止だ。放射線量は3・8マイクロシーベルトの目安は下回っているが、道路は通過するだけ。原発から1キロ地点でタクシー内の計測では3・8マイクロシーベルトだった。

   「外に出たらもっと高い汚染なんでしょうね。やっぱおかしいよ」と篠山。通行禁止が解除された14・1キロの道は20分で通過した。

   楢葉町は避難解除準備地域で日中の立ち入りは可能だが、宿泊はできない。そんな中でも仮設住宅に3軒の食堂やスーパーがある。復興工事の作業員でなかなか賑わっている。「武ちゃん食堂」は午前10時から午後3時までの営業で、篠山も自慢のニラレバ炒め¥定食を注文した。「温かくて美味い」と完食した。

中華料理・フランス料理とタッグ組んだ野菜農家

   もう1軒の食堂店主・横田峰男さんは自宅に戻るかどうか、結論が出ないという。いまは近くの仮設住宅に家族と住んでいるが、事故直後は各地を転々とした。「娘に『パパは子どものころに震災にあってないから、(私に)転校させるんだよね』と言われた。あの一言は辛かった。涙が出ました。子供のコミニュテイを優先することが親の役目だと思っています」と話す。

   いわき市駅に地元の産直店ができていた。ネギに人参、キャベツにトマトが並んでいる。野菜農家の白石長利さんは出荷品の放射線量を測ってSNSで公表している。そのため、お客さんは地元の人だけでなく全国に広がった。

   加えて、料理人とタッグを組んだ。中華料理の吉野康平さんとフランス料理の萩春朋さんだ。白石さんの野菜を料理してテーブルに並べる。「この4年間で失った物は大きいけれど、反対に新しい絆ができました」と白石さんは言った。

(磯G)

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