墜落ドイツ機コックピットで何があった?緊急連絡もなく急降下して山腹激突

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   フランス南部のアルプス山中に墜落したドイツ旅客機は、山腹に激突して粉々になっており、遺体収容と身元の最終確認には数週間かかると見られている。乗客名簿にあった2人の日本人はデュッセルドルフ在住で、永田敏さん(66)と佐藤淳一さん(42)で、永田さんは通信会社の社員だったが、ドイツ人女性と結婚して退職後もドイツで暮らしていた。バルセロナにはスペイン語を習うために行っていたらしい。

   佐藤さんは商社「西華産業」の社員で、現地法人の支配人代理だった。6年前から妻と子ども2人とデュッセルに住んでいた。新規契約のためにバルセロナに1泊2日で出張した帰りだった。

ドイツ首相、フランス大統領、スペイン首相が続々現場入り

   航空会社「ジャーマンウイングス」は「遺族と連絡がとれた国別の犠牲者数」を発表した。ドイツ72人、スペイン35人、オーストラリア、アルゼンチン、アメリカなどもいて、日本は1人となっていた。

レコーダーの解析

   ドイツのメルケル首相はきのう午後、墜落現場の上空をヘリで飛んだあと、現場に近いセーヌ・レザルプの村で、フランスのオランド大統領、スペインのラホイ首相とともに犠牲者を追悼した。メルケル首相は「手を差しのべてくれるボランティアの方々が、この困難の中で最大限の力を発揮できるよう祈っています」とコメントした。犠牲者の数が多いとはいえ、民間機の事故に大統領、首相がここまで関わるというのは異例だ。各国の反応が早かったのも、テロへの警戒と無縁ではあるまい。

跡形もなく機体こっぱ微塵の異様

   フランス当局が公開した墜落現場の様相は異様だった。山の斜面に浅い谷筋が広がっている、あたり一面に粉々になった機体の破片が散らばっている。捜索に当たった人は「大きな破片でも車の半分くらい」と話している。いったいどうしたことか。

   旅客機の墜落で機体がバラバラになっても、主翼や尾部、エンジン、車輪などはそれとわかる塊、形を保っているものだ。今回の現場はまるでミキサーにでもかけたかのように、山腹一面に機体の砕片がまき散らしたようになっている。映像で見るかぎり、機体が突っ込んだような跡もない。

   「あさチャン!」は「いかに衝撃が大きかったか」と伝えるだけだが、なにかおかしくないか。墜落直前の8分間に9500メートルも急降下し、この間に管制官との交信もなかった。墜落直前の機影を見た近くの人は「落ちるなと思った」と言っているから空中爆発でもない。機影を見ていないスキーヤーは「もの凄い音がした」と証言している。「もの凄い音」が墜落音だとしたら、斜面に巨大な穴があいているだろう。そうした疑問にまったく答えてくれない。

   キャスターの齋藤孝「ボイスレコーダーが見つかったので、いずれ状況はわかるでしょう。(急降下で)異常連絡がなかったのはおかしい」

   いまさら、言わずもがな。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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