イチオシ期待裏切った小栗旬と生田斗真!「刑事とやくざの復讐譚」設定面白かったのに尻すぼみ
<ウロボロス~この愛こそ、正義 第1回~最終回>(TBS系)

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   鳴り物入りで始まって、途中で脱力して、終わってみれば予想通りの尻すぼみ。筆者イチオシの小栗旬がインテリやくざの若者になるというので大いに期待して見たのに、結局は不発弾だった!
   世の中何でもそうであるが、やっている本人たちが肩に力を入れ過ぎて「行くぞいくぞ、面白いだろう」と力む度に見ているこちらは冷ややかになる。このドラマでいえば主演の生田斗真、いつも深刻そうな顔つきでピストルを構える。あまり顔芸に演技力がない。
   「まほろば」という児童養護施設に預けられていた龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)は、愛してくれた柏葉結子先生(広末涼子)が殺されたことで、犯人を見つけて復讐しようと誓い合う。大人になってイクオは刑事に竜哉はやくざになり、それぞれが日常の事件に巻き込まれながらも金時計の男を探して彷徨うのだ。
   ミステリー物の定番、過去の事件を通奏低音として、そこに日々の事件をトッピングしてゆくのはいいのだが、何かが足りない。嶋田久作、尾上松也、北村有起哉、大地康雄、吉田鋼太郎、滝藤賢一らの個性派脇役を揃えながら、イマイチ鮮やかに生かされていない。映像が濃淡のある凝った演出なのに間が抜ける。例えば最終回、撃たれた竜哉の止血もせずに車に乗せて死出の旅?人情としてイクオは竜哉の応急処置をしてから車を出すはずなのに、ただ運転するだけ。十何年もの友情がこの画面だけで台無しだ。リアリティ欠落。(放送2015年3月20日22時~)

(黄蘭)

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