墜落副操縦士の元恋人「職場では感じいいけどプライベートではすぐ自制心失う」

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   旅客機を故意に墜落させた「ジャーマンウィングス」の副操縦士のアンドレアス・ルビック(27)は重度の精神疾患があったが、会社に隠していたことが明らかになった。自宅捜索で大量の精神疾患治療薬や破り捨てられた「勤務できない」とする病院の診断書が見つかった。

語っていた「僕は必ず大きなことをしでかすぞ」

   地元紙は客室乗務員の元恋人は精神不安定な面があったと話していると伝えている。昨年(2015年3月)、5か月間交際していたというその元恋人は、「墜落の悲劇を聞いたときに、彼の言った言葉が何度も頭をよぎりました。『そのうち僕は必ず大きなことをしでかすぞ。システム全体を変えるようなことだよ』というのです。その時は何のことかさっぱり見当がつきませんでしたが、今となれば・・・」

親会社の責任

   元恋人は故意に墜落させた背景について次のように話しているという。「職場では感じの良い開放的な人間でしたが、プライベートで仕事の話になると人が変わるのです。会話の最中に急に自制心を失い激昂し私にどなり出す。本当に怖かったわ」「彼はバスルームに閉じこもったこともありました。就寝中に目を覚まし、『僕たち落ちる』と叫んだこともありました。悪夢を見るのです。彼は自分に起こっていることを人前では上手に隠していました」

なぜチェックされなかったのか?重大な精神疾患

   航空会社はこの異変になぜ気付かなかったのか。ドイツの航空会社は40歳以上は半年に1回、40歳未満は年に1回定期的な健康診断を行っているだけという。そのときも、精神状態のチェックは10分ほど面談するだけで、副操縦士はチェックをスルーしていた。

   「スッキリ!!」初登場のNHK元ワシントン支局長・手嶋龍一がドイツ・ボンに赴任した時の体験を披露した。「この問題を考えるときの大きなポイントになると思うのですが、デュッセルドルフに近いボンに赴任するとき、(気分が滅入るので)十分気を付けるように言われたんです。とくに2月はどんよりしていて、ライン川のほとりは気圧が不安定になるので、太陽が輝くイタリアへしょっちゅう行きなさいと。(精神的に不安定になっている)人たちがたくさんいることは分かっているはずで、それだけに(親会社の)ルフトハンザの健康管理体制は大変重要なのですが、それが十分行われていなかったというか、大きな問題ですよ」

   司会の加藤浩次「いまは副操縦士だけが追及されていますが、ルフトハンザの責任も重大ですよね」

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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