子どもの運動しすぎ「オスグッド病」ひざにコブできたり、野球ヒジ、腰椎分離症・・・

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   子供の体に異変が起きている。3歳から15歳までの1700人を対象にした調査で、「しゃがめない」が14%、「前屈で指が地面に届かない」が25%、「5秒以上片脚立ちができない』が11%もいることがわかかった。「子どもロコモ」だ。ロコモシンドロームは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器に障害が起こる症状だ。

   中谷文彦アナ「小学生の骨折は30年前の4割増加です。中学生の骨折率も30年前の3倍の3・1%です。これは1クラスに骨折する生徒が必ず1人いるということです」

   原因は運動量の少なさだが、一方で過度の運動で障害を起こす子供も増えている。「オスグッド病」というのだそうだ。

過剰負荷で炎症やひび割れ

   東京都・福生市の少年サッカーチームに所属する平井考樹君(14歳)は右足のひざの下にコブができた。太ももの筋肉に痛みを感じる。平井君は「オスグット病と言われました。腿の前の筋肉を伸ばすと痛みが和らぎます」と話す。

   オスグッド病は成長期の軟らかい骨が運動過多で引っ張られて、骨に炎症が起こったりひびが入ったりするケガだ。膝だけでなく、ボールの投げ過ぎによる野球ヒジ、バスケットボールなどのジャンパーひざ、バレーボールのような上体をそらすスポーツに多い腰椎分離症などもオスグッド病だ。

   早稲田大学の鳥井准教授「成長期の子供は個体差が大きいので、学年で区切ってみても成長の早いこと遅い子がいますから、一律に何歳だから安全ということはできないんです。まずはスポーツの限界を知ることが大切ですね」

子どもの運動機能異変ここでチェック

   では、成長期の子どもの運動機能異変はどこで分かるか。チェックポイントは5つだ。(1)腕を真上まで上げられるか(2)手首を上下に動かせるか(3)腕を真っ直ぐ前に伸ばして床にかかとを付けたまましゃがめるか(4)前屈して床に指がつくか(5)片脚立ちそれぞれ5秒以上できるか

   中谷アナ「これらができていても、急にできなくなったりしたら要注意です。また、かかとは小学校高学年、ひざは中学生、腰は高校生に多い傾向があります」

   親はこどものこうした点に日ごろから注意して、症状があったら運動を休ませて整形外科を受診させることが大切だという。

(磯G)

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