山下智久「知的障害者」愛すべき青年の哀愁悪くない!期待持たせる「天才に大変身 」
<アルジャーノンに花束を 第1回>(TBS系)

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   2002年に作られたユースケ・サンタマリア版のドラマと比較されて、山下智久の演技力がないと姦しく批判されているが、筆者は第1回を見た限りでは、山下の知的障害者ぶりは悪くないと思う。「お利口になりたい」と求める幼児並み知力の愛すべき青年の哀愁がよく出ている。いつも表情に乏しい山下に向いている役である。
   白鳥咲人(山下智久)は知恵遅れの青年、曰くのある若者を雇っている社長・竹部(萩原聖人)の花配送センターで働いている。一方、脳生理科学研究センターの蜂須賀大吾(石丸幹二)は知力を飛躍的に向上させる手術を白鼠のアルジャーノンに施して成功する。この白鼠が逃げ出して、探しに行ったスタッフの望月遥香(栗山千明)は咲人と出会い白鼠を取り返すところまでが第1回である。
   ダニエル・キイスの世界的ベストセラーSF小説を野島伸司が脚本化して監修。脛に傷持つ柳川(窪田正孝)や檜山(工藤阿須加)ら同僚にいじめられても悪く取らない純真無垢な咲人が、手術によって天才に変身する2回目以降に期待は持たせるが、野島作品のエキセントリックさがどこまで抑えられるか。この局の知的障害者オリジナルドラマ「ATARU」に似ていると筆者も思ったが、確たる原作がある以上、そうそう野島節で暴走は出来まい。
   話は代わるが、父ちゃんがホークスの監督になった工藤阿須加が、この局でいい役ばかりもらっている。上手くもないのに贔屓だ。(放送2015年4月10日22時~)

(黄蘭)

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