「子どもの歯科矯正」医師会に相談の56%が不適切治療!研修・経験乏しい医師増加

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<子どもの歯 矯正トラブル>子どもの歯科矯正トラブルが増えている。「咬みにくくなった」「診療の説明がない」「事後報告で100万円請求された」などだ。日本臨床矯正歯科医師会が調査したところ、昨年(2014年)1年間で転院相談した子ども(18歳未満)517人のうち56%が不適切な治療を受けていたという。

必要な検査もやらずにいきなり矯正器具

   横浜市の伊東宏紀さん(11)は6年前から矯正治療を受けていたが、父の正行さんは前歯が横一列になり角ばったようになってきたのが気になった。転院の情報をネットで調べて、別の医者を受診して驚いた。「本当は歯科矯正治療にはこんなに検査を行うものなのかと思いましたね」

   横浜市・青葉区の歯科矯正専門の稲毛磁自医師は、ここ3年ほどで矯正治療の不具合が増えていることに気付いた。「矯正治療のための必要な検査がされていないんです」と話す。日本臨床矯正歯科医師会の前田眞琴副会長は「矯正を望む患者さんが増えて、担当するドクターも増加しているが、なかには研修を十分に受けずに治療をしている医師も増えているんです」という。

治療前にまずは3つのチェックポイント

   正しい治療を受けるためのポイントは3点だ。三輪秀香アナが伝える。「前田副会長によると、1つ目は頭部X線規格写真を撮っているかです。歯だけではなく頭部の骨格も見るX線写真で、全体のバランスを分析します」

   見せた写真には頭がい骨が写っている。

   井ノ原快彦キャスター「ここからやっていなかったら、おかしいと思った方がいいということですね」

   三輪アナ「そうです。写真を撮らなかったら『撮らなくても大丈夫ですか』と質問した方がいいかもしれません。ポイントの二つ目はこれらの検査に基づく診断をしてくれるか。三つ目は模型なども使って治療計画や費用をていねいに説明してくれるかです」

   柳澤秀夫キャスター「でも、われわれはお医者さんでもないのに、チェックポイントで選べっていうわけなの」

   三輪アナ「そこですよね。日本臨床矯正歯科医師会には認定制度があります。ホームページに認定医、専門医が載っているので、ご近所のお医者さんを選ぶことはできます」

   しかし、認定医なら大丈夫で、認定を受けていないからダメということでもないらしい。どうしたらトラブルを避けることができるのか、受診する親、子どもにはわからないままの「あさイチ」だった。

(磯G)

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