タモリ「GW一番人気」北陸・金沢ブラリ!近江町市場に隠されてた加賀百万石の謎

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ブラタモリ(NHK総合)>北陸新幹線の開業で、この大型連休の大人気となっている金沢をタモリさんがブラリ歩きです。タモリさんが出かけるのですから、ありきたりのグルメやショッピングではありません。加賀藩の藩主・前田家はいかにして300年にわたって金沢を守ったかという謎に挑みます。

   江戸時代、将軍家の徳川400万石に対し前田は120万石もありました。その下は毛利37万石、上杉30万石程度だから、前田家がいかに突出していたかがわかります。そんな前田を幕府は警戒し、実際に攻め滅ぼそうとしたこともあったそうです。そこで、前田家は金沢の町中に防衛のためのいろんな仕掛けを考えました。

   金沢城調査研究所所長・木越隆三さんがタモリさんを連れて行ったのは日本銀行金沢支店の手前でした。ここに水のない川があります。古地図を見ると、水色で塗られた堀らしきものの上に黒い線が引かれています。

   木越さん「この黒いのは何だと思いますか」

   タモリ「水色で塗られたのが堀だとすると、その上の黒いのは土塁でしょう」

   前田家はまずはお濠、その次に高さ10メートルもの土塁でお城を囲みました。堀と土塁のセットを「惣構(そうがまえ)」といい、これを二重にめぐらせたそうです。

   お城への出入りはどうしたのでしょうか。城外と城内をつなぐ道がわずかに数本通じてました。その道が今も残っています。実は金沢の名所「近江町市場」の中に痕跡があります。市場のド真ん中を貫く通りが昔のお堀。良く見ると店の中に段差があります。これがかつての堀と土塁のつなぎ目だったのです。

兼六園にもお城の消火用水跡

   金沢にはもう一つ、300年の繁栄を守ったものがあります。金沢市役所文化財保護課の谷口明伸さんによると、1631年に金沢は大火に見舞われ、お城は台地にあって川から水を運べず消失しました。そこで作られたのが「辰巳用水」です。7キロも離れた上流から水を引き、高低差を利用してお城まで水が届くようにしたのです。

   その痕跡が兼六園に残っていました。公園内に石の蓋がありました。

   谷口さん「これが辰巳用水の石管の跡なんです」

   最後にタモリさんが一言。「印象的だったのは、金沢の地形をうまく利用した先人たちの知恵ですよね。それが加賀百万石を守り、今の金沢の礎になったんじゃないでしょうかね」

   このゴールデンウィークはガイドブックではなく、古地図を片手にこんな旅をしてみるのも面白そうですね。(2015年4月25日放送)

(ヤスベエ)

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