2024年 4月 20日 (土)

「アブダビ女一人旅」痛感した日本経済の影響力低下!UAE航空会社の贅沢すんごい

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   寝違えてしまって首が痛くてしょうがない。近所のマッサージ店にかけこんだのも悪かったらしい。その日はおさまったものの、1か月経つのに痛みが残る。左耳から後頭部、左肩にかけてずっと痺れるような感覚なのだ。おかげで大好きな缶チューハイを飲むにも、最後の1滴までが楽しめない。上を向くと痛みが増すため、角度が足りないらしく缶からチョボチョボと漏れてきてしまうのだ。

   アブダビで約7万円もしたタイ人のオネエによるゴッドハンドマッサージでも治っていない。飛行機の中でも辛くてしょうがなかった。なにせアブダビへは成田空港から直行便で約12時間のフライトで、もちろんエコノミーでございます。

「エティハド航空」エコノミーでも座席ゆったり、アメニティーも充実

   今回利用したのはエティハド航空だ。中東の航空会社でまず名前があがるのはエミレーツ航空だろう。日本でもかなり宣伝しているし、サッカーのACミランやレアル・マドリードなどのスポンサーとしての知名度も高い。FIFAワールドカップでメダル授与するキレイなお姉さんたちは、エミレーツ航空の制服を着ている。

   ミレーツ航空がUAEのドバイを拠点としているのに対し、エティハド航空はアブダビを拠点とするUAEの国営航空会社である。国営とはいっても、国王の命令で2003年に運航を開始したばかりだ。ところが、今や世界中のあらゆる都市を結び、上質なサービスで評価が高い。

   エコノミーでも座席はゆったり、毛布も分厚く、枕にもできるクッションが付き、歯ブラシや靴下、耳栓にアイマスクのアメニティーも付いてくる。この枕があったので、長時間フライトでも寝違えた痛さに耐えることができたのかもしれない。食事は和食はひどいけれど、中東系のちょっと珍しい料理がサーブされることもあるので、そこはご愛嬌だ。

アブダビ~ロンドン路線で片道約200万円!

   このエティハド航空はものすんごいサービスを行っている。ファーストクラスを越えたザ・レジデンスというクラスで、搭乗前は高級リムジンでお出迎え、特別カウンターでチェックインし、機内ではレジデンス専用のバトラーがつく。座席ではなく部屋構造となっていて、リビングルーム、バスルーム、ベッドルームという3部屋からなる。空飛ぶホテルというわけで、お値段はアブダビ~ロンドン路線で片道約200万円! ANAとコードシェア便で日本国内線も飛んでいるのだが、レジデンスクラスの日本路線運航はないだろうなあ。

   トラベルジャーナリストによると、各航空会社がアジアで力を入れているのは日本ではないそうだ。たとえば、フィンランド航空がこの秋に運航開始する新型航空機エアバスA350XWBも上海、北京、香港、バンコク、シンガポールが就航地となる。今回のアブダビ旅行しかり、世界における日本の経済影響力は急速に低下しているもしれない。

モジョっこ

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