2018年 7月 22日 (日)

0.34票差で当落逆転!「神奈川・相模原市議選」次点候補者申入れに選管決定

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   先月(2015年4月)に行われた神奈川・相模原市議選で、次点になった候補者の異議申し立てを審査していた選挙管理委員会はきのう25日、最下位当選者を落選、次点候補者を当選とする決定をした。同姓の候補者との按分もあって、その差は0.34票だった。逆転落選となった候補者は「とうてい納得できるものではない。今度はこっちから審査を申し立てる」という。

「無効票の1票、私に入れたはずはず」

   開票結果は最下位当選の小林丈人氏(43)が3304票、次点の大槻和弘氏(59)が3303.339票だった。小数点以下があるのは、大槻という候補者が2人いて、「大槻」「おおつき」とだけ記された票が12票あり、これを得票率に応じて按分した結果だった。

名字だけなら・・・

   大槻氏は無効票の中の「大つきか●ひ」(●は判読できず)という票は、「自分への票ではないか」と選管に審査を申し立てた。選管は再集計し、これを大槻氏の票と認定したのだ。この結果、1票が加わった大槻氏は最下位当選の小林氏を0.34票差で逆転。選管は小林氏の当選を無効とし、大槻氏の当選人と決定した。

   おさまらないのは小林氏だ。投票用紙のコピーを見せて「これが異議申立人(大槻氏)の名前と読めるかどうか。ぜひご判断いただきたい」という。「大つきか●ひ」とあるが、もう1人の大槻氏は名前が「研」だから、「か●ひ」を書き間違いとは考えにくい。といって、「かずひろ」と読んでいいものかどうか。実際に相模原市民に見せてみると、「かずひろとは読めない」「1票に数えるべき」「これはいけない」「ダメ」と否定的な声が多かった。

逆転落選の候補者「今度はこっちが審査申入れ」

   小松靖アナ「選管はこれを『かずひろ』と認定したわけです」

   司会の羽鳥慎一「そもそも無効票に入っていたんでしょ」

   小松「選管もずさんだったと認めています」

   赤江珠緒キャスター「名字だけは有効なんですよね」

   小松「有効です。名字だけなら按分になるが、これは無効票に入っていてカウントされてなかったんです。今回1票に数えられたので、当落がひっくり返った」

   羽鳥「これを『かずひろ』と読むかどうか」

   優木まおみ(タレント)「あらためて、きれいに書く必要を感じますね」

   青木理(ジャーナリスト)「これ、按分票に入れたら逆転は起きない。1票って大切なんだなと思っちゃいますよね」

   番組は「逆転の可能性」といったが、要するに落ちた側が異議を申し立てる可能性のことをいうのだろう。相模原市議会の最後の議席確定まで時間がかかりそうだ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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