面白くなってきた中年キムタク・・・仮面の妻子と「暗い溝」なにがあったのか?期待持たせる終盤の謎解き
<アイムホーム 第6回>(テレビ朝日系)

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   視聴率がいいんだか悪いんだかよくわからないキムタクドラマの第6回。爆発事故に巻き込まれて過去5年間の記憶を喪失した家路久(木村拓哉)が、妻の恵(上戸彩)と息子の良雄を連れて息抜きに別荘へ行く。大豪邸の別荘で、ママに花を摘んであげようとして良雄が足を滑らせる。久は怪我した良雄を抱きかかえて診療所に走る途中で、過去にも良雄の病気で走ったとおぼろげながら思い出す。
   このドラマのいいところは恵と良雄の顔が、久には時として不気味な真っ白い能面に見えることである。目は笑った格好をしているが、久には2人の顔の表情が見えない。つまり、現在の妻と息子であるにもかかわらず、2人と久の間には、冷ややかな心理的乖離があることを示している。かつての冷たいエリート企業マンだった久とは似て非なるマイホーム型の優しい久になっているにも拘らず、夫婦の間に暗い溝が出来ていることの理由は視聴者にはまだわからないのだ。
   ここに、或るサスペンスが醸成されているが、妻の秘密(?)や爆発事件の真相暴露など、残る回数の謎解きも絡んで、のんびりしたタイトル(アイムホーム)からは想像できない展開になるのかと期待はもたせる。木村拓哉は実生活でのお父さんぶりが髣髴とされる。こうした中年の家族持ち役の方がピッタリくるから、もう青春恋愛ドラマは止めた方がいい。
   病気入院中の実家の母(風吹ジュン)や次回に出てくる失踪していた父(北大路欣也)など大物脇役の活躍も楽しみ。(放送2015年5月21日21時~)

(黄蘭)

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