石井ふく子もの相変わらずの相変わらず・・・お馴染みの顔ぶれで時代錯誤物語!テンポのろいしチャチなセット
<居酒屋もへじ4~恋という字~>(TBS系)

印刷

   超高齢の石井ふく子がプロデューサーなので、相変わらずの相変わらず。出演者も角野卓造、井上順、岸本加世子、奈良岡朋子らの常連ばかりでうんざりする。今回は「もへじ」の一見客で来た美容師のゆかり(高島礼子)に「もへじ」の板前・平次(水谷豊)が一目ぼれし、池でボートデイトしたりした挙句、フラれる話である。
   ゆかりを連れてきたのは着付け教室のしの(若尾文子)で、実年齢はとっくに80歳を超えているはずの若尾が、まだまだ美貌衰えずで仰天ものだ。深読みすれば、石井ふく子は自分が90歳近いので、道連れに若尾を連れてきたのではないかと勘繰りたくなる。しかし、店の常連客の校長(角野卓造)やエンタメ人(井上順)や店の爺(桂文珍)など、全体にジジイばかりの出演者で、話のテンポものろくてイライラする。こんなドラマのどこが面白いのか。
   「相棒」でのクールな杉下右京役だけでは先細りなので、水谷豊もガラッとキャラの違う平次役を続けているのだろうが、コブつきの男やもめが、一目ぼれで、もだえるような恋をするなんて物語は、どう考えても昭和テイストでピンとこない。また、居酒屋もへじの店のセットがみっともないくらいチャチくて、リアリティのないこと夥しいのだ。大金を使って快走中の「天皇の料理番」に嫉妬した年寄りグループが、高齢視聴者目当てに作っているのではないかと邪推したくなるような時代錯誤ドラマである。時間の無駄だった。(放送2015年6月8日21時~)

(黄蘭)

採点:0
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中