「東北のへそ」岩手・西和賀町―暮らしの知恵から生まれた美味・珍味自慢

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   秋田との県境にひっそりたたずむ岩手県西和賀町は人口6000人、東北地方のど真ん中にあることから「東北のへそ」と呼ばれ、全国初の「高齢者医療費無料化」を昭和34年から実施している。

   とにかく年寄りが元気なのだ。この町ならではの珍品料理や特産品を支えているのもみんな高齢者。そんな山間の町を歌手の城之内早苗が訪ねた。

ビスケットに衣付けて揚げてみたら...

★ビスケットの天ぷら?

   激安スーパー「スーパーおんせん 湯本店」には東北中から1日2000人もの買い物客がやってくる。周辺でとれる野菜、太平洋と日本海の海の幸が並び、とにかく安いのだが、その一角で飛ぶように売られているのが「ビス天」だ。ビスケットの天ぷらである。

   3個で240円と安く、なぜこんなものが生まれたのか。戦後、ビスケットが貴重品でたっぷり食べられなかった時、あるお母さんが「ビスケットを揚げればかさが増えてお腹も膨れると考えたのだという。たしかに、平たいビスケットも揚げるとふっくらする。以来、冠婚葬祭や寄り合いでは必ず出される。

   スタジオで試食した柳澤秀夫キャスター「おまんじゅうだね。まったく」

   魚住優アナ(盛岡放送局)「私も昼すぎに3ついただいたんですけど、夜の12時までお腹いっぱいでした」

★全国で評判の西わらび

   岩手県の西部のこの地区で採れるわらびは「西わらび」と呼ばれ、茎が2倍の太さなのにアクや筋が極めて少なく粘りが強い。1キロで2000円もするのだが、全国から引き合いがある。直売店ではこれを使った「わらびのぶっかけそば」が食べられる。西わらびをたたきにしてそばの上に乗せたものだ。

   城之内「これが本当においしかったんですよ。ねばねばしていて・・・」

   特産品のわらび餅も普通はわらび粉は20%程度しか使わないが、ここのは100%だ。

★雪納豆

   西和賀町の納豆は雪の中で作る。「大豆を雪の中で発酵させると、温度が一定に保たれます。においが少なく、大豆そのものの味が残っているんです」(魚住アナ)

(磯G)

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