2019年 9月 22日 (日)

<花燃ゆ>(NHK)
もう限界!「前代未聞の珍大河」イケメンも幕末エピソードもスベりっぱなし・・・とうとう乃木坂46大量投入とはズッコケた

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   今さらという感じもするが、今回はその年のNHKドラマの顔とでもいうべき、大河ドラマについて書く。発表されたときから「誰だ、それ」とほとんどの人が思ったであろう、吉田松陰の妹で、後に久坂玄瑞の妻となる杉文(後の楫取美和子)を中心に、兄の松陰と松下村塾の弟子たちの人間模様を織り交ぜながら、幕末から明治維新へ向けた激動の時代を描く・・・はずだった。

おにぎり握ってお台場造りの手伝いしか出番がない無名の主人公

   キャッチコピーが「幕末男子の育て方」「イケメン大河」ということで、吉田松陰(伊勢谷友介)を筆頭に、久坂玄瑞(東出昌大)、高杉晋作(高良健吾)、入江九一(要潤)、吉田稔麿(瀬戸康史)など、イケメンでかつ実力派の俳優がひしめき合っているうえに、文(井上真央)の再婚相手には小田村伊之助(大沢たかお)と、なんともうらやましくなる配役である。

   実際に二十歳そこそこの若者たちが活躍していたのだから、イケメンを並べる大河でもかまわない。2年前の「八重の桜」でも同じようにイケメンを並べており、幕末の描き方もしっかりしていて好印象だった。何よりもヒロインが自分で行動していた。しかし今回はなんとも苦しい。

   まず最初の数か月は吉田松陰が中心となって展開したが、これが予想以上につまらない。そもそも主人公の売りは「松陰の妹」でしかないのだから、松陰をじっくり描かざるを得ないのかもしれないが、松陰が入れられた獄の囚人のエピソードで数話持たせるなど、引き伸ばしすぎて間延びもいいところだ。

   松陰が処刑された後は、夫の久坂が話の中心となった。東出昌大演じる長身でイケメンで秀才、松陰も一番期待していたという人物を期待しながら観たが、うじうじと優柔不断で、長州藩の意見もうまくまとめられず、自信を失い京の芸妓と浮気するなど、なんとも魅力のない人物に描かれ、東出くんがかわいそうで仕方ない。

   そしてここまで約半年、主に文がやったことと言えば、塾生たちに大量のおにぎりを握る、大福を作る、坂本龍馬と雑談する(このためだけに龍馬登場)、萩の台場造りを手伝う、と早送りしても何の支障もないことばかり。主人公のシーンが丸ごと不要という驚きのドラマだ。

文   カモノ・ハシ
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