武井咲「視聴率稼げない美人」ジンクス返上なるか?内館牧子の古すぎる昭和テイストとチグハグ心配
<エイジハラスメント 第1回>(テレビ朝日系)

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   典型的な内館牧子の意地悪・ドロドロ・会社内足の引っ張り合いドラマである。帝都物産の新入社員、吉井英美里(武井咲)は若くて美人、男子社員は皆が彼女に好意的だが、女の社員は総務課長の大沢(稲森いずみ)をはじめ、全員が嫉妬と値踏みで若い彼女を隙あらば蹴落とそうと虎視眈々狙っている。実家が倒産してケチケチ生活の英美里は表向き従順に謙虚に従ってはいるが、心の中では「五寸釘ぶち込んでやる」と呪っている芯の強さでもっている。

   内館が会社員だったのは遥かに昔の事、現在のOL気質とは全く違うので、今の会社事情を調べて描いているには違いなかろうが、なんとなく、昭和テイストの部分があってチグハグだ。ほとんどがパソコン機器に向かって仕事をしている現在なので社内は静かなはず。社員も出席する打ち合わせ会議で、わざわざ茶卓にのせたお茶など出さない。みんな紙パックでセルフサービスだ。古過ぎる!

   武井咲は可愛らしいのに、これまでの主演作はほとんどが視聴率を稼げなかった。今回は第1回が9.7%でまあまあ。セクハラ言語まみれの次長(吹越満)、出世第一主義の総務部長(竹中直人)、「イタい」と悪口言われているお局さん(麻生祐未)、総務課長の大沢百合子と寝ている繊維二課長(小泉孝太郎)などなど、敵か味方かもぞもぞと蠢いている社内の人間模様の的確な交通整理が出来るかどうか。余りに英美里をいい子に描くと共感は得られまい。(放送2015年7月9日21時~)

(黄蘭)

採点:0.5
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