唐沢寿明なかなか適役!超過疎村の再生信じる性善説男・・・「白い巨塔」より似合ってるよ
<ナポレオンの村 第1回>(TBS系)

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   以前、NHK総合で放送された反町隆史主演の「限界集落株式会社」によく似たTBS版。NHKのドラマは主人公が村の人であったが、当作は公務員である。東京の西の星河市神楽村は1軒当たりの年収が87万円しかない超過疎の限界集落で、市長の福本(沢村一樹)も村を潰そうと思っている。そこへ都庁から赴任してきた浅井(唐沢寿明)が祭りで村の再生の始めにしようと思うが、市長はスパイとして農林商工課の岬(麻生久美子)に浅井の監視を命ずる。
   村で1人暮らしの老女・井川(大谷直子)は和紙作りの名人で、浅井は彼女が作った提灯で祭りに幻想的なランタンショーをやろうと発想し、断絶している井川の息子の説得に奔走する。味方か敵かわからない村長(イッセー尾形)やコンサルタント(山本耕史)など脇役も賑やかだが、唐沢の、なんでも前向き、パッパラパーの性善説男ぶりは、「白い巨塔」などのシリアスドラマより彼のキャラクターに合っているように見える。とにかく明るい。
   石川県羽昨市の職員で限界集落を蘇らせた高野誠鮮という実在の人がモデルで、脚本はオリジナル。最近の民放地方局ドキュメントの主たるテーマはほとんどが過疎問題だ。1日にバスが1本などという場所でも人間は食材も買わなければならない。高齢者が限界集落で生きてゆく苦難は想像に余りある。こうしたドラマが生まれるのは必然、是非サクセスストーリーにしてほしい。ポイント1つはおまけ。(放送2015年7月19日21時~)

(黄蘭)

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