人気「プレミアム商品券」業者は困った!換金するまで時間かかり仕入れ金不足

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   大人気のプレミアム付き商品券が売れすぎて思わぬ事態が起きている。名古屋市では先週土曜日の1日(2015年8月)、プレミアム商品券を買おうと多くの人が並び、11人が熱中症で病院へ搬送された。大分市では7月1日(2015年)、1万2000円分の買い物ができる商品券を1万円で総額36億円分を販売したところ、わずか6日で完売した。だが、取り扱い業者らは「うれしいような悲しいような」と複雑な心境だ。

現金払いの客減って・・・

   小売業者らは通常は現金で支払いを受け、その金で仕入れをするが、プレミアム商品券は即座に換金できないので、仕入れの金が不足してしまう。大分市の場合、毎月15日と月末に商工会議所を経由して金融機関から約2週間後に振り込まれる。このため、現金になるまで最長1か月かかる。

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   大分市の佐藤樹一郎市長は「予期しない事態が発生し、事前にもう少し検討すればよかった。資金繰りが悪化するのは大変なことなので対応することにしました」という。

   対策としては、金融機関が1~2週間での短期融資を行うことや、中小取扱店には商工会議所の窓口で小切手を発行するという。

   司会の夏目三久「どう思われますか」

   野村修也(中央大法科大学院教授)「プレミアム商品券は地方創生事業の目玉なんです。地域消費を喚起するために2500億円を用意して、個人の消費を増やしてお金が回りやすくして、経済の好循環をつくることが目的になっています。今回のように、せっかく利用しても換金までに時間がかかるというのは大変な問題ですので、しっかりした対策を講じることが必要です」

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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