一強・安倍首相も長崎では弁明に汗だく!安保法制に強い批判―平和祈念式典

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   長崎に原爆が投下されてから70年目のきのう9日(2015年8月)、平和祈念式典でも安保関連法案の行方が注目された。田上富久・長崎市長は平和宣言の中で「70年前に心に刻んだ平和への誓いが、日本国憲法の平和理念が、揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています」と述べた。参院で審議中の安保法制にも言及し、「政府や国会はこの声に耳を傾け、英知を結集して慎重な真摯な審議を求めます」と訴えた。

   長崎原爆被災者協議会の谷口綾曄会長も安保法案について、「多くの人が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを、覆そうとするものです。許すことはできません」と強く批判した。

「70年前に心に刻んだ平和への誓いが揺らいでいる」(長崎市長)

   これに対して、安倍首相は「日米同盟を完全に機能するものにする」と力説し、「日本が核攻撃を受ける可能性はいっそうなくなる」と強調したが、与党多数の国会とは打って変わって、ここでは守勢一方という感じだった。

   TBSの藤崎孝解説委員「市長たちの言葉には安倍政権の平和に対する姿勢に憤りがあったのではないかと感じざるをえません。まして、安倍政権の周辺からは平和憲法を軽視する発言も目立っています。被爆地の市長としてあえて言及することで疑問を投げかけました」

   式典出席者は6700人。「原爆のことを考えただけで身が震えます。戦争はもういやです」「2度とあんなことはやめてほしい」と被爆者は声をふりしぼっていた。

文   あっちゃん
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