「お盆玉」って知ってる?実家にやって来る孫にジジ・ババからお小遣い

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   渋谷の雑貨百貨店「ロフト」の特設コーナーに並ぶのは、「お盆玉」「おぼんだま」と書かれたきれいなイラストの袋だ。63種類もある。だれもが思い浮かべるのは「お年玉」だが、お盆にもお小遣いをというわけなのだ。

   東京中央郵便局にも、数は少ないものの「お盆玉」のコーナーがある。昨年夏(2014年)から全国の郵便局でも置くようになったのだという。「お孫さんにあげるんですと、お求めになるご高齢の方が多い」と、まさにそれ。お盆で帰省した子ども・孫へのお小遣いを、おしゃれな袋でという、うまいアイデアだ。

   夏休みだからイラストも多彩で楽しい。クジラの潮吹き、パンダとヒマワリ、かき氷、スイカ、夏雲、アサガオ・・・これじゃあ、お年玉も影が薄くなる。

山梨の「お年玉袋」メーカーが発案

   考え出したのは明治21年創業という山梨の紙製品メーカー「マルアイ」だった。「お年玉」の袋を作っていることから、「お盆玉」があってもいいと、2010年に9種類の袋を売り出した。はじめは「お盆にもお小遣い?」となかなか浸透しなかったが、14年に郵便局が取り扱いを始めたことで広く知られるようになった。「ロフト」では、お盆前に昨年の5割増の売り上げとなり、さまざまな業者が作り始めた。

デザイン豊富

   アイデアも広がって、「飴 あめちゃん代」「宿題がんばれ」「自由研究費」なんてのも現われ、元祖「マルアイ」も予想しなかった展開になった。同社の商品企画部では「長く地味に売って認知してもらえたらいいなと思っていたのですが、5年経って当初の7、8倍の出荷になっています。ここまで話題になるとは思っていませんでした。驚いてます」という。

「孫に来てほしい」「ジジ・ババ面倒だけどお小遣いは欲しい」

   はるな愛(タレント)「知らなかったです。でも、いいですね、よく田舎へ帰るから。これが流行るのは高齢化とかあるんですかね」

   五百田達成(心理カウンセラー)「ハロウィンとかバレンタインは若者発信だけど、おじいちゃん・おばあちゃん文化で面白いですよ。孫に来てほしいと思うでしょ」

   司会の加藤浩次「孫も、めんどくさいけど帰りたいと思うかもしれない」

   ロバート・キャンベル(東京大教授)「お年玉もデザインは多いけど、もっと豊富ですよね」

   郵便局でブレイクとなれば、次の決め手はコンビニか。ただ、じいちゃん・ばあちゃんのふところはだんだんきびしくなってるぞ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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