悪ガキ哀川翔がやさしい駐在さん!?意外にもぴったり役・・・実は元敏腕刑事で訳ありとは楽しみ
<世田谷駐在刑事3>(TBS系)

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   悪ガキのイメージしかなかった哀川翔がぴったりの役にありついた。元警視庁捜査1課の敏腕刑事だった小林健(哀川翔)が、世田谷区の駐在勤務に転身したのにはわけがありそうだが、今は地域のためにこまめに自転車を走らせるやさしいお巡りさん。妻(羽田美智子)と息子がいるが、子供は健の実子ではないのでパパと呼ばれずにボスと呼ばれている。子供は蛙の折り紙が上手い。
   余命いくばくもないこの地域の大企業経営者・高森(山本學)には派遣看護師(遊井亮子)がついているが、副社長の長男が何者かに刺殺される。他の娘や息子は父親の事をないがしろにし、遺産ばかりを気にしている。一方、看護師の弟は子供の頃、下請けいじめで父親が自殺したので、高森に復讐すると狙っている。
   大企業に虐げられた下請けの遺児たちの復讐譚であるが、一味違うのは、地域のお巡りさんの背丈に合った事件として描かれていること。だから、殺人という非日常が、あまり遠くの絵空事と感じられずに、「ご町内の事件」という親しみやすさがあるのだ。
   しかし、健は元1課の刑事だった頃から、管理官(嶋田久作)に後継者として期待されていて、今回も「戻ってこい」との要請を受けている。ははん。これが通奏低音になってこのシリーズはまだまだ続くのだナと読める。ひどく庶民的でやんちゃ坊主っぽい哀川に、かつてはエリートだった事実が不似合にも見えるが、ま、頑張ってくれ。(放送2015年8月10日21時~)

(黄蘭)

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