気づいたら屋根がない!千葉市で局地突風―気象台も予測できず

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   きのう6日(2015年9月)午後10時前、千葉市東部のJR蘇我駅近くで突風が吹き、住宅78棟が屋根が飛んだりガラスが破れたりの損害を受け、3人が負傷した。駅近くでは電車の窓ガラスも割れたというから大変な突風だ。きわめて局地的で、気象庁も予測不能だったらしい。

150メートルのごく狭い地域で発生

   突風が吹いた時間帯の雷レーダーを見ると、東京湾沿岸から銚子、鹿島方面へ積乱雲が通過しており、強い雨域がちょうど千葉市周辺にさしかかっていた。千葉市中央区では1時間に24ミリの強い雨と最大瞬間風速12.8メートルを記録していたが、竜巻注意情報は出ていなかった。

備えられない

   むしろ出せなかったという方が正確なのかもしれない。突風の被害は狭い地域に集中していたからだ。リポーターの阿部祐二がなぜか日付が変わった午前1時半に現場にいた。真っ暗の中で、倒れた電柱や壊れた家屋などの映像を撮っていた。

   目撃者によると、強風域は南から曽我駅に向かったという。駅付近を走行中だった外房線の電車は突然車体が揺さぶられ、窓ガラスが割れた。約 100人が乗っていたがけがはなかった。電車の窓ガラスは石をぶつけたって簡単には割れないものだぞ!

   一夜明けた現場は、屋根が半分飛んでいる、玄関、窓ガラスや雨戸がなくなって室内が丸出し、ブロック塀が倒れているだけでなく、鉄柵や電柱まで倒れている。しかし、その後ろには無キズの家がある。風は150メートルほどの狭い区域を通り抜けていったらしい。

   被害を受けた住民は「突風は数秒程度だった」という。まさにあっという間だ。竜巻かダウンバーストか、いずれにしても気象観測でつかまえられない局地的な発生だった。

「窓から離れろ」「トイレに逃げろ」

   司会の加藤浩次「数秒では、気付いたらもう屋根がなかったということですよね。どういうことなんですか」

   気象予報士の松並健治は「竜巻などは狭い範囲を通り抜けます。道路のあっちとこっちで全然違うとか局地的。それと急に来る。積乱雲が接近すると暗くなるが、夜だとわからないほどです」

   加藤「それじゃ備えができないじゃない」

   松並「夜は無理です」

   犬山紙子(コラムニスト)「どうしたらいいんですか」

   松並「竜巻に関しては、2階よりは1階の方が安全です。トイレとか限られた空間にじっとしているのがいい」

   加藤「来るかどうかもわからないんだから」

   松並「来たら、窓から離れる」

   統計では竜巻は圧倒的に9月が多い。秋は寒暖の気流が不安定だからだ。いま太平洋上に台風17号と18号がある。18号は来週末に本州上陸の恐れがあるそうだ。またまた列島は不安定になる。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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