JR放火の野田伊佐也「折り合い悪かった芸術家の父親」家出たが仕送り生活

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   東京都内のJR東日本の敷地内で起きた不審火で、警視庁は15日(2015年9月)に東京・吉祥寺に住む自称ミュージシャンの野田伊佐也容疑者(42)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。都内で起きた8件の連続不審火のうち、8月23日に品川区の変電所のケーブルに火を付けたのが直接の容疑だ。

   野田は「やったことはやった。だけど業務妨害とは思っていない」と話しているという。

自宅から黄色いテンガロンハットと赤い自転車!「防犯映像」と一致

   変電所の不審火では「自転車に乗った男が、物を投げ入れた直後に出火した」との目撃情報があった。付近の防犯カメラの映像に赤い自転車に乗った黄色い帽子をかぶった男の映像が残っていて、目撃情報と特徴が似ていたことから警視庁はこの男の行方を追っていた野田の自宅を捜索し、黄色のテンガロンハットと赤い自転車を押収した。

   野田は自分のホームページに、針金を巻いたペットボトルや滑車の上にペットボトルを乗せた映像を掲載していたほか、画像共有サイトには黄色いテンガロンハットをかぶりマスクをした野田の映像が投稿されていた。4件の放火現場には、針金を巻いたペットボトルが焦げた状態で見つかっている。

   吉川祐二・元警視庁刑事は「この2つの映像は物証にはならないが、状況証拠として確信を持てますね。警視庁は他の不審火も取り調べるでしょう」と話す。

父親「音楽やめた方がいいと言った。あまり干渉しない」

   野田は高校を卒業すると直ぐロックバンドを結成し、都内のライブハウスで自作の歌を披露していた。知人は「おととしにYou Tubeで見て、『アレ、まだバンドやっているんだ』と思い、2、3度会った。20年間変わらずに自分の音楽性を貫いていたが、人気はなかったです」という。

   野田がよく通っていた飲食店の店長は「芸術関係の仕事をしている親父さんと折り合いが悪いと相談を受けたことがあります。音楽に対する自分の表現を親父さんが評価してくれないという不満があったよです」と話している。

   野田の父親は芸術家とだけしか「モーニングバード!」は明らかにしていないが、息子の逮捕を聞かされこう語った。「音楽なんかやっても大変だからやめたほうがいいじゃないかと言ったことはあります。どうしてもやめられなくて、一人で吉祥寺に住みたいと言うので、あまり干渉しない方が良いと考えました。生活できないので仕送りしていた」

   バンドのホームページに野田が作詞した歌詞が掲載されている。「隠れろ!隠れろ!隠れろ!攻撃の時が来る迄 燃やせ!燃やせ!燃やせ!ナショナリスト達が蟻のように集まる ヘッドクオーターを燃やしてしまえ!」

   吉川元刑事は「動機はまだわからないが、彼の作った歌詞に動機が隠されているように思いますね」と話す。

文   モンブラン
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