「杭打ちのデータ偽装は日常茶飯」旭化成建材の元現場代理人が仰天暴露

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   横浜市の大型マンションが傾いた問題で、杭工事を請け負った旭化成建材はきのう22日(2015年10月)、データ偽装を行った現場責任者が関わった物件は全国に41件あると発表した。いったいどんな手口でごまかしが行われているのか。20年以上杭打ちに携わり、旭化成建材の現場代理人を務めたこともあるというベテランに「スッキリ!!」が話を聞いた。データ偽装など当り前にやられているという。

「書類まとめてナンボ。上の業者から暗に『データ作れ』」

   現場代理人「データの改ざん、転用なんて、ものすごく普通にあることですよ。現場仕事ですので、データの取り忘れとか雨風で汚れるのはよくあること。不正という意味合いを抜きに、『書類をまとめてナンボ』というところがありますから、データの作りようがないときは転用するしかないんです」

ビックリです

   ――「データが取れない」と報告するとどうなるんですか。

   現場代理人「まず怒られて、どうしようかを考えて、『データをなんとかしろ』という大人的な言い方で、データを作れと言われる。杭工事というのは現場で一番最初にやる工事で、ここの工期が延びると全部に影響してしまうです。なので、非常に厳しく言われます」

   ――今回、マンションが傾いたことについてはどう思いますか。

   現場代理人「傾くこともあるんだなという印象ですね。こういう不正があることは知ってましたが、それでも傾かないものだと思っていました」

   司会の加藤浩次「インタビューに応じていただいた現場代理人にすると、普通にあったって、ちょっと考えられないですね」

   湯山玲子(著述業)「さっき納期の話がありましたが、もちろん守るに越したことはありませんが、守れないようなスケジュールを組むこと自体がおかしくて、そこをしっかりしないとこうなるという教訓として業界も考えた方がいいですよね」

どの業界も「納期守れ」で下請け・取引先イジメ

   加藤「納期があるから杭打ちの調査をおろそかにしていいんだというのはビックリしましたね」

   湯山「案外、建設だけではなくて、すべての物事で、納期に間に合わせるために何かを端折るときに、一番最初に狙われるのは下請けで、『何とかやれ』というのは日本人のビジネスマナーに近いかもしれませんよ」

ビレッジマン

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