J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

山口組分裂で「ピストル相場」急騰!普段の2~3倍・・・にわかヒットマンの流れ弾恐い

   山口組分裂騒動で拳銃の値段がうなぎ登りだと『アサヒ芸能』が報じている。元ヤクザの幹部X氏のところには拳銃を入手したいという打診がひっきりなしに入ってくるという。<「通常30万円で取り引きされてたのが、今は100万円ぐらいの値でも需要があるからな。通常、ロシア製のマカロフやトカレフが20万~30万円で、バラすと部品個々の製造番号が違う粗悪な中国製は10万~15万円となるけど、トラブルが起きた現状ではその中国製ですら80万から100万円で動いてる。『120万ならあるよ』なんて吹っかけるやつもいるぐらいだ。あとは弾の数で価格が上下する。6~10発も付いてれば高値で、2~3発なら安値になるって寸法だな」(X氏)>

   だが、素人が拳銃をもっても的には当たらない。そこで舟で沖に出てペットボトルを撃たせたり、猟期の山に入って練習をさせるが、付け焼き刃で練習したところで本番で標的に当てるのは難しいという。

   実行者を選ぶのも難しくなっているそうだ。自分の子分に「殺ってこい」といえば、組織犯罪処罰法でトップまで逮捕されてしまうから、今はヒットマンを雇うそうだ。そういえば、餃子の王将社長を撃ったのは雇われた中国のヒットマンだったといわれる。実行した直後に国外に出てしまえば、捕まえるのは難しくなる。山口組本家と神戸山口組の「抗争」もそうなるのだろうか。

武豊・美馬怜子「熱すぎる路上ラブラブ」深いスリットから奥に手をはわせ・・・

   『女性セブン』が騎手の武豊(46)とフリーアナウンサーの「手つなぎデート」を報じている。お相手のフリーアナウンサーは美馬怜子(31歳)。彼女は「朝ズバッ!」(TBS系)のお天気キャスターを務めていたことで人気者になり、スポーツに詳しいことからスポーツ番組のキャスターとしても活躍しているそうである。

   女性セブンによれば、10月3日(2015年)に阪神競馬場で行われたG3レースで、JRA重賞300勝という前人未踏の大記録を達成した武は、その翌日は東京・中山競馬場に来て騎乗し、その夜もフランスで行われた「凱旋門賞」を中継する競馬番組に生出演した。

<日付が変わってしばらくした深夜2時の六本木の路上。黒縁の丸メガネ、ネクタイに細身のスーツを着た武がほろ酔い加減で歩いていた。
   その隣にピタリと寄り添うのは、胸元が大きく開き、深いスリットの入ったセクシーな黒いドレスを着た若い女性だ。ふたりは人目も気にせず、指と指を絡ませるように手を握り合っている。
   武は上機嫌で、時折つないでいる手を離しては、歩きながらスリットの間からのぞく女性の素肌に手をはわせていく。腰から太股へ、太股からお尻へ。その時、10センチ以上の高いヒールを履いても身長170センチの武より背の低い女性は、トロンとした上目遣いで武の顔を見上げていた>(NEWS ポストセブンより)

   手を握り合ったふたりは、その後タクシーに乗り込んで麻布十番のドラッグストアで買い物をし、武が宿泊するホテルへと向かったという。

   武の妻・佐野量子(47歳)と武が結婚する前、「お泊まり愛」したのを激写したのは、私が編集長をしていたときの『フライデー』だった。このところ競馬が好調な武は、女性のほうもまだまだ盛んなようである。

菅義偉「有能な政治家1位」の笑える理由・・・「安倍首相を支えてるんだもの」

   先日、朝日新聞が「春画」の件で取材に来たが、文藝春秋は編集長を休養させた件についてはダンマリを決め込むようである。朝日新聞には、この沈黙は文藝春秋の「知的貧困」を表すものだときついことをいったが、わいせつ表現の自由という観点から見たら、看過できない問題であるはずだ。

   さて、私にはどうでもいいことだが、週刊現代が「安倍の次の総理」について新聞記者100人にアンケートを行った結果を掲載しているので紹介しておこう。次の総理は、上から石破茂、谷垣禎一。続いて、岸田文雄、麻生太郎、野田聖子、橋下徹と続く。稲田朋美は8位、菅義偉は9位で、小泉進次郎が10位だ。

   有能な政治家では菅義偉が1位。理由は<「有能とは思えない総理をよく支えている」(朝日新聞記者)>というのだから笑える。2位は谷垣でリベラルそうに見えるところが買われているようだ。3位に小泉進次郎で、4位に石破、5位が野田である。野田と小泉以外は代わり栄えしない。

「吉高由里子」奔放さの魅力!初舞台で「お××こ」絶叫!酒も下ネタも大好き

   先週、亀田興毅がチャンピオン河野公平に大差の判定負けをして引退を表明したとき、私はパチパチとテレビに向かって拍手した。興毅はライトフライ、フライ、バンタムと3階級を制覇したが、ボクシング選手としての評価は低かった。格下相手ばかりとやったり、買収されたのかと思わざるを得ないおかしな判定で批判され続けた。オヤジの暴言で、事実上の「永久追放処分」となり、国内では試合ができなくなってしまった。今回も試合会場はシカゴだった。

   興毅が所属していた協栄ジムの金平桂一郎会長は週刊文春で「この十年はいい意味でも悪い意味でも亀田の時代であったのは間違いない。一つの時代が終わった感じがします」と語っているが、私は頷かない。亀田ファミリーはボクシングを汚しただけで消えていったのだ。実力があったのかどうかも見せることなく。

   週刊現代がNHK朝ドラ「花子とアン」で人気者になった吉高由里子が、初舞台「大逆走」で「お××こ」と呟いたと驚いている。朝ドラ以来1年休養していた吉高の芸能活動再開が「お××こ」だというのだから、多少の驚きはあるかもしれないが、もともと初主演映画「蛇にピアス」でも堂々としたヌードを披露していたのだから、彼女ならやりそうである。

   彼女は下ネタも酒も好きで、若いADに「ひとりエッチすんの?」なんて聞いたりするそうだ。秋吉久美子や桃井かおりになるという評価もあるようだが、楽しみな女優であることは間違いない。

「ツタヤ図書館」本が探せない!「旧約聖書」「三島由紀夫『金閣寺』」旅行記かい!?

   ところで、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が地方自治体と組んで始めている「ツタヤ図書館」が暗礁に乗り上げている。愛知県小牧市では計画をめぐる住民投票で反対多数となり、契約を解消して計画を白紙に戻した。

   山口県周南市でも新徳山駅ビルの図書館建設計画について、計画に反対する「県オンブズマン市民会議」が発足している。佐賀県武雄市が13年に開設した全国初の「ツタヤ図書館」は初年度の訪問者が92万3000人と当初見込みのほぼ2倍になり、市外からの訪問も多く、武雄市が食事や土産など年間の経済効果を約20億円になるとしているほど成功しているように見えるが、なぜ反対の動きが大きくなっているのであろう。

   武雄市図書館ではCCCと出資関係があった古本業者から中古本を購入していたことが発覚した。神奈川県海老名市が開設した「ツタヤ図書館」では、海外の風俗店を案内する不適切な本が開設後に見つかっているなど、選書の不透明さなどが問題化しているのだ。

   それに、図書の分類で使われるNDCを使わないから、「旧約聖書 出エジプト記」が旅行/海外旅行/アフリカ/エジプトに分類され、三島由紀夫の「金閣寺」は旅行、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」が料理/お酒/焼酎に分類されているというのだから、笑える。まだある。魯迅の「酒楼にて/非攻」は料理、トクヴィルの「アメリカのデモクラシー」が旅行という具合である。

   代官山「蔦屋書店」へ行くとわかるが、見ていると楽しいのだが、目当ての本を探そうとするとどこに置いてあるかわからず、イライラさせられる。見てくれのよさよりも本読みに大事なのは、読みたい本がすぐに見つかり、静かな環境で読めることである。図書館を人集めと自分のところにある新古書本を売りさばく場にされたのでは、住民が怒るのも無理はない。

大阪で席巻している「珍名ラーメン屋」経営会社の名前がこれまたスゴい!

   週刊文春から大阪で珍な名前を付けたラーメン屋が増えているというニュース。「バカみたいに愛してた」「今を粋ろ」「踊ろうサンダーバード」「くそオヤジ最後のひとふり」などなど。こうした珍名をつけて人気の企業名がこれまた珍名で、「unchi株式会社」というんだそうだ。

   だが、麺そのものは至極真っ当だという。<出てきたラーメンは透き通ったスープに、全粒粉を加えたプリップリ麺。拳ほどの巨大サイズの名物チャーシューは圧力鍋で三時間煮込んだとあって、トロトロ。まさに王道の味>(週刊文春)

   店長は28歳の若者で、店名はエンターテイメントになっていることで、客に喜んでもらうために付けているという。いっそのこと「ウンチラーメン」とでもしたらいいのに。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか