ストーカー坊主・山下智久、幼稚な三十路女・石原さとみ・・・まともなドラマ作れない「月9恋愛路線」限界 
<5→9~私に恋したお坊さん~ 第1回~第3回」(フジテレビ系)2015年10月26日21時~

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   英会話教室の女先生に惚れた坊主の話とは、フジテレビの企画のアイデア枯渇も極まれりだ。漫画原作で若者に媚びても、逆に頭の中の貧困が見透かされて逆効果なのではないのか。面白ければ文句は言わないが、3回まで見たところでは、坊主はストーカーに見えるし、女先生はいたずらにニコニコプンプンしていて情緒不安定。
   桜庭潤子(石原さとみ)はニューヨークに住むのが夢の英会話講師でもうすぐ29歳。美人でモテる。母親(戸田恵子)らの仕掛けで見合いをした相手が、なんと葬式で灰をぶっかけてしまった僧侶の東大卒・星川高嶺(山下智久)だった。高嶺は見合いの席ではぶっきら棒だったが、潤子に一目ぼれして「結婚してください」と付きまとう。英会話の教室で言い寄る高嶺に潤子は辟易して、わざと無視したり、手を上げても当てなかったりと逃げるのに必死だ。
   ジャニーズ事務所のゴリ押しで山Pを主演にしろと注文つけられたそうで、そんなプロダクションの言いなりではよいドラマが作れない典型的な例である。ショコラティエの話のドラマで、コケティッシュで謎のある女を演じて開眼した石原さとみが、今回は陰のないキャピキャピおねえちゃんの役。芝居はうまいが三十路を前にしたキャリア女にしては幼稚で魅力にも欠け、山下智久は、はっきり言って坊主には見えない。「ゲックの恋愛もの」という呪縛に縛られて無理やりの愛だの恋だの。くそ忙しいのに時間の無駄である。(放送2015年10月26日21時~)

 

(黄蘭)

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