内村航平6連覇の強さ見た!緊張ピークの演技直前でもこの精神力...無遠慮なテレビカメラにも集中途切れず
<第46回世界体操競技選手権大会 男子個人総合決勝>(フジテレビ系)

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   内村航平は偉大だ!
   世界選手権の個人総合6連覇は前人未到であるが、それよりも最終種目の鉄棒で、団体戦で落下した後のゲンの悪さを、彼がどのように克服するか筆者はずーっと注目していた。5種目が終わって2位とは僅差、演技順は最後の最後。身体は冷えて来るし、他の選手の演技を見ながら待つのはさぞかし不安だっただろう。
   さすがの内村もじーっと青白い顔で無表情のままだったが、気の毒なことに集中しなければならないこの時に、カメラが彼の前に張り付いていてその表情を映す。見ている方が苦しくなるほどである。過去5回もこの試練に耐えた彼に、同情する必要がないのはわかっているが、まだ25、6の青年だ。世間では嘴の黄色いヒヨッコ新入社員に毛が生えたような年齢である。だが、体操界ではベテラン。
   応援に来て大きな日の丸の旗で応援している賑やかなカアチャンと対照的にクールな内村は、鉄棒では少し難易度を下げて、その代わり完璧な着地を成功させた直後、いつになく派手なガッツポーズと拍手を煽る仕草をした。これで見ている方は、如何にプレッシャーが大きかったのかを改めて思い知らされたのである。
   全国民の期待を担って闘う苦しさ、どんなに長時間の練習をしても、たった1回の瞬時のミスで大きく減点される過酷な競技を選んでしまったアスリートたちの精神力の強さに圧倒される。大拍手。(放送2015年10月31日2時50分~)

(黄蘭)

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