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ゴミ屋敷「強制撤去」2トントラック30~40台分!隣り近所は通行もできず

   京都市で周辺住民を困らせているゴミ屋敷が、きょう13日(2015年11月)に強制撤去が始まった。通告と最後の説得をする市職員に、家主の50代男性が食ってかかるなど、細い路地で異様な雰囲気に包まれた。

   現場には長さ約2メートル、幅1・5メートルの私道にそって長屋式の住宅4軒が並ぶ。このうち、入口にある1軒からゴミがあふれ、奥の3軒は体を横にしないと通れないほどだった。京都市が6年前から再三注意してきたが、聞き入れられなかった。

家主男性「うちのだけなんで持っていかれるのや」

   京都市はきのう12日に、路地やベランダからあふれて周辺に迷惑をかけているゴミを片付ける強制代執行することを家主に伝え、きょう午前8時から準備作業を始めた。家主の男性は「うちのだけなんで持っていかれるのや、無茶なこと言うな」などと言い返す。話を聞こうとする取材ディレクターに対しても、「お前に答える義務はない。下がれ。消えろ。このボケ」「どうでもいいだろ。しつこいな。関係ないだろう」と声を荒げる。

   現場のゴミを見た片づけのプロは「家の中に行くほど化石化しているはず」と話す。全部どかすには2トントラック30台か40台はいるが、路地に横づけできないので人海戦術でまずは持ち出すしかないという。

   この路地は私道で、各戸の前はそれぞれの私有地だ。

自宅前の路地は私有地だけど・・・

   司会の羽鳥慎一「たしかにそれぞれの家に権利はありますが、難しい問題ですね」

   吉永みち子(エッセイスト)「ここの人たちは、この後も住まなければならないわけですよね。私道という概念は少し整理する必要があるかもしれません」

   羽鳥「コミュニケーションが一番問題になってきます」

   長嶋一茂(タレント)「コミュニケーションなんか、とれるわけないよ」

   一茂の言うとおり。