<コウノドリ 第5回>(TBS)
綾野剛がウソっぽい!「完璧すぎる産科医で謎のピアニスト」なんているか?「赤ちゃんは奇跡」のメッセージは伝わってくるけど・・・

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   14歳の中学生が中学生の子どもを妊娠した。母親はシングルマザーで子供の妊娠に気づかなかった。ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)はどう対処したかが今回のテーマ。彼は生後すぐに実母が亡くなり、乳児院で3歳まで預けられ、その後施設に引き取られた淋しい過去がある。医師としては命の奇跡を説く人だが、一方では自身の鬱屈の発散場所として、ライブ会場で銀髪カツラに変装しピアノを弾く謎のBABYというピアニスト。
   いかにもコミック原作らしい内容で、不幸せな育ち方をした男が、医師という難関と、ピアニストという金食い虫の難関を、2つともゲットして大人になったというところに、いささか甘すぎる設定だとの疑問がある。どちらも普通の育ち方をしてもプロになるのは簡単ではないのに。番宣にはリアリティがあると書いてあったが、筆者は両方に詳しいので、まずこの点にひっかかって没入できない。
   百歩譲って、超人的な努力で2つとも成れたとして、綾野剛のサクラが余りにも産科医師として完璧すぎるのが欠点。ただ、「赤ちゃんが生まれることの奇跡」という命題で、この世の荒廃を正そうとする作り手たちの熱意は十分伝わってくるし、また見る価値もある。
   新米女医の下屋加江に松岡茉優、助産婦に吉田羊。人形を使っているらしいが、出産シーンには迫力がある。生後すぐのテレビ出演である生身のベビーたちも可愛らしくて、いとしい。(放送2015年11月13日22時~)

(黄蘭)

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