瀬戸内寂聴93歳まだまだ十分生臭い女の気配!あのオカメ顔で男遍歴賑やかな烈女だもの・・・
<いのち 瀬戸内寂聴 密着500日>(NHK総合)

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   瀬戸内寂聴93歳、26歳の時に夫と娘を捨てて、年下の男と出奔し、33歳で作家デビュー。400冊の著書を書き、51歳で出家する。この51歳からセックスはしていないとか。NHKのディレクター・中村裕と親しくなり500日の密着取材が実現した。真夜中に酔っぱらって饒舌になったり、どうしてどうしてまだまだ十分生臭い気配の女の部分がある。一種の猛女、烈女である。
   昨年、腰椎圧迫骨折とガンもみつかり長く患った。痛みがきつく人生観も変わったようだ。嵯峨野の寂庵には長く不在、今はリハビリで歩けるようにもなり、安保法制の時には東京まで出かけて反対し、今年の8月には、かつて住職を務めた寺に行って法話を立ちっぱなしで1時間も喋れるまでに回復した。100歳まで生きたい。
   今また新しい小説を書き始めているが、25歳と27歳の2人ものお手伝い(?)秘書がいるし、医学療法士がやってくるし、一般人から見れば恵まれた老人である。彼女が金で雇っているのか。筆者から見ればオカメ顔の決して美人の部類には入らない寂聴が、男遍歴賑やかだったということに驚く。蓼食う虫も好き好きである。
   老いの苦しさもそこそこ出ている好ドキュメントであったが、1つ不満だったのは、捨てて出た娘や出奔相手の男のその後のことが、全く語られていなかったことである。相手に対する配慮ではなく、恐らく「作家」というプライドに抵触する何かがあったのかと思う。(放送2015年11月22日22時~)

(黄蘭)

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