大泣き元県議これでもかと流すワイドショーの卑しさ...真面目そうに法律解説しながら視聴率の胸算用
<とくダネ!>(フジテレビ系)

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      24日の情報番組で、珍しく神戸地方裁判所の上空にヘリコプターが旋回し、長蛇の列の人々、ハテ、オウム裁判ではあるまいしと訝っていたら、あの号泣県議の初公判の傍聴人の列だった。ところが、野々村竜太郎元兵庫県議は出廷せず、たった9分間の裁判長と弁護士のやり取りだけで閉廷した顛末を、朝っぱらから延々とやった。
   小倉智昭と菊川怜の横には、久しぶりのあのヤメ検弁護士・若狭勝が座っている。口髭が白髪混じりになり、滑舌は相変わらずモゾモゾだが、法律用語は明快。出廷しないと印象が悪くなるが犯罪ではないとか、「マスコミが取り囲んでいるので精神的に不安定」という理由では、出廷拒否の正当な理由にならないとか。
   なにがワイドショーの卑しさといって、政務活動費約913万円を騙し取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元県議・野々村竜太郎の、あの号泣会見を、これでもかこれでもかというくらいに繰り返し映す行為。小倉は口では真面目そうに若狭の方に話しかけるが、明らかに笑いをかみ殺しているのがわかる。ヒヒヒヒ、このシーンは視聴率が稼げるワと思っているのが明らかなのだ。
   コメンテーターのデーブ・スペクターは「日本だけでなく世界中でこの会見は話題になっている」と自慢げに言う。それは違うだろう。こんな低劣な男を県議に選んだ日本人の民度の低さが笑われることなのに、それには気付いていないのである。(放送2015年11月25日8時~)

(黄蘭)

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