J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「産廃食品」セブンやローソンの処分委託「からあげクン」「豚バラ蒲焼き」も横流し?

   産廃業者「ダイコー」と食品会社「みのりフーズ」の廃棄食品横流しは、「CoCo壱番屋」の冷凍ビーフカツのほかにも、スーパーやコンビニから廃棄を委託された商品でも行っていた可能性が出てきた。みのりフーズの保管庫からは、ローソンの「からあげクン」、セブン-イレブンの「豚バラ蒲焼き」、イオンの「たけのこ土佐煮」、ニチレイフーズの「今川焼」なども見つかった。大半が賞味期限切れだった。どれもとっくに廃棄処分されていなければならない『生ごみ』だが、転売ルートに乗っていた。

   ローソンは「契約によって適切に廃棄されたと思っていました」と驚き、イオンは廃棄食品の最少化やチェックの強化を検討するという。

箱入れ替えて「隠したかった」逃げ回る経営者

   みのりフーズの実質経営者は、発覚当初は「自分で食べるため」と言っていたが、追及されるとダイコーから買い入れたことを認めた。「隠せるものなら隠したかった」と話している。箱の入れ替えや仲間うちでの転売もしていたと見られる。

   ダイコーの従業員は「申しわけない。転売はあったと思います」と言って車に乗り込んだが、この人物の立場がはっきりしない。ダイコーの社長は出てきてきちんと話をしろ。

   司会の小倉智昭「関係者が悪びれなく言っているようで、腹立つよね」

   ニュースデスクの笠井信輔「生ゴミの転売です。サイテーですよ」

   健康被害は出ていないが、岐阜県は転売ルートの特定を急ぐ。