ろくでなし子「性的興奮を催させることが、なぜ罪悪なの?」求刑おかしい

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   漫画家で美術家の「ろくでなし子」(本名、五十嵐恵)は性的興奮を催させることがなぜ罪になるのかと書いている。ろくでなし子は2月1日(2016年)に東京地裁で開かれた公判で、送信した女性器の3Dデータや女性器をかたどった自身の作品は「性的刺激を緩和するような高い芸術性も思想性もない」として「わいせつ物」に当たるとされ、わいせつ物陳列などの罪により罰金80万円を求刑された。

   これに対し、ろくでなし子は2日、「性的興奮を催させることが、なぜ罪悪なの?欲望は誰にでもあるし、それが全くなくなれば子孫も絶える。もちろん露出狂は犯罪だけど、見たい人や作品コンセプトを理解した人だけが来る個展会場などで見せたものに、被害者はいるの?」とツイートした。

   また、「わたしの作品や3dデータは『それ自体が性的興奮を催すものとは言えない』からワイセツじゃないと主張してるけど、例えば大島渚監督の愛のコリーダみたいに『性的興奮を催す芸術』もある。監督の『ワイセツ何が悪い!』にも同意だ」とした。「愛のコリーダ」は、書籍の一部がわいせつ文書図画に当たるとして罪に問われたが、82年に無罪が確定している。

   さらに進んで、「問題は、個人の欲望や表現を国家がコントロールしようとする怖さ」だと述べた。判決は5月9日に出される。

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