廃棄食品横流し・・・自治体が全国の産廃業者立ち入り検査!あさイチ密着レポート

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   廃棄食品の横流し問題で、全国の産業廃棄物業者に自治体がおこなった立ち入り検査の結果は、「横流しの実態は1軒もなかった」(環境省)というものだった。では、全国でCoCo壱番館の廃棄カツなどを転売していた愛知県の業者だけがやっていたということなのか。

   あさイチは埼玉県が行った立ち入り検査に密着していた。「検査はどこを調べたのかを報告します」(瀬田宙大アナ)

県庁担当者「書類なかったり現金取引だと把握できません」

   検査はこんなふうに行なわれていた。産廃業者にまず廃棄物の流れが書き込まれた伝票(マニフェスト)を見せてもらう。これと台貫伝票とを照合するのだ。台貫伝票とは処理場に入ってきたトラックの総重量を測り、そこから車体重量を引いて、持ち込まれた廃棄物の量が記録された伝票である。マニフェスト票の重さと台貫伝票の重さが同じなら横流しはないとされる。埼玉県が立ち入り検査した産廃業者はすべて一致していた。

   あさイチスタッフ「この申告数字だけで不正はないと言いきれますか」

   埼玉県の担当の鈴木篤史課長は苦しそうに言う。「マニフェストは膨大なのですべてをチェックすることは不可能です。また、書類がない、現金でやり取りしていると把握するのは難しいですね。(横流しが)まったくないとは言い切れません」

運搬業者や製造・小売りの倉庫からも横流し

   産業廃棄物が専門の行政書士の髙橋利行氏が指摘する。「実際にあった事例では、産廃業者に行く前の運搬業者の横流し、小売業や製造業の倉庫のストックの横流しもありました。産廃業者からの横流しだけでなく、別のルートも調査しないと実態は見えてきません」

   ゲストの水道橋博士(タレント)「今回発覚したのは氷山の一角とみんな思ってますからね」

   瀬田アナ「横流しで店に出回った商品、チョコレートとか肉とかの一覧が『不正流通された廃棄すべき食品』というタイトルで消費者庁のリコール情報サイトに載っています」

   井ノ原快彦キャスター「期限切れと断って売っているなら、僕は自己責任で買って食べるよ。ウソ付かれるよりはその方がいい」

   柳澤秀夫キャスター「食べ物がむだになる事を本気で考えないといかんよ」

   たしかに、廃棄食品横流しの背景にはまだ食べられるのに捨てるという食品ロスがあるが、それを通常の食品と同じようにごまかして販売するのは、また別の問題ではないのか。せっかくの密着レポートなのに、横道にそれてしまった。

(磯G)

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