大人の危ない人見知り・・・「社交不安障害」だった!1割の人がかかるれっきとした病気

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   「人前で話すのが苦手」「人の輪に入りたくてもきっかけがつかめない」など、自分は「人見知り」だと思っている人は6割以上もいるという。「でも、これが度を越して長く続くようだと、日常生活にも支障が出る『社交不安障害』というれっきとした病気なんです」(西堀裕美アナ)

   1割の人がかかるという調査もあり、単なる性格の問題と放置していると悪化する。「大人の危ない顔見知り」をチェック!

あなたは大丈夫か?4項目チェック

   山田洋子さん(仮名)は中学2年の国語の授業の朗読でつまずいた。緊張で喉が詰まって声が出なくなり、声が震え、目の前が見えにくくなり、恐怖心に襲われた。大人になっても改善することなく、アルバイトも客の前で緊張して長続きしない。結婚し、子どもが保育園に通うようになると、ママ友にあうと動悸が激しくなり会話ができないない。

「目元がケイレンして、口が震えて、ひどい時は足が震えました。気分はしんどいのに、帰りたいと言うこともできない。自分に自信がなく劣等感の塊でした」

   病院で診断を受けると、社交不安障害といわれた。普通は相手が怒っていたりすると脳の扁桃体が危険を察知するのだが、社交不安障害の人は相手が笑っていたりしても危険信号が出てしまうのだ。

   西堀アナ「社会不安障害なのかをチェックする4項目あります。『人前で発言して注目される事が怖い』『他の人が着席している席に座りに行けない』『他人からの否定的な評価をされることが怖い』『生活が妨げられたり、耐え忍んで半年以上、ひどく辛い』で、4項目すべてにイエスの人は社交不安障害の可能性があります」

「ビデオフィードバック」で治療

   精神科医の千葉大学大学院・清水栄司教授は社会不安障害の治療に「ビデオフィードバック」という手法を導入している。ビデオで自分の姿を撮影して、思い込みや考え方のクセを発見するのだ。ビデオで見直してみると、自分が思い込んでいるほど変わった人間ではないことに気付いて、改善していくという。

   「社交不安障害患者の会」代表の早野強氏はこんなアドバイスする。「相手を直視せずに、斜めに座った方が患者さんは気が楽になります。人が多い所は苦手なので、お店が空いている時間を選んだ方がいいですね。NGの言葉は『もうちょっとガンバレ』や『甘えている』『みんなもシンドイんだ』などです。否定的な発言は大変なプレッシャーになりますので、絶対につつしんでください」

(磯G)

文   アレマ
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