テレビショッピング殺人事件!生放送中に突然流れたクレーム電話・・・「業界裏側」きれいに描きすぎ
<金曜プレミアム 西村京太郎スペシャル 警部補・佐々木丈太郎8>(フジテレビ系)

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   いつか推理作家がテーマにするだろうと思っていたテレビショッピングが、いよいよ舞台になった。以前、連ドラでコールセンターの話は登場したが、このドラマはショッピング番組の人間関係が中心だ。

   警部補・佐々木丈太郎(寺脇康文)の母親・春代(吉行和子)と妻の涼子(横山めぐみ)はテレビショッピングのファンで、司会の西野美奈子の紹介を楽しんでみていたら、商品を使った人の賛辞を紹介しようとして、誤ってクレーム電話が生放送で出てしまった。電話担当の田中啓子(高橋由美子)は激しく叱責される。その後、つぎつぎに人が死んでゆき、丈太郎の出番になる。トラベルミステリーで売った西村京太郎が今回は通販のドロドロを描く。

   見ていて違和感があったのは、まるで通販番組のキャスターを、みんなが憧れる大スターのように描いていること。言っちゃ悪いが視聴者は通販に出ている女優やタレントを「あの人は今・・・」状態と見ている。要するに番組でつかわれなくなった落ち目のタレントの吹き溜まりと感じていることだ。英(ひで)が死んで食えなくなったパートナーのロザンナも通販で細々と生きているのを見たことがある。

   家電を売りまくっている大スポンサーがいるので、テレビ局としては通販を批判できないのだろうが、こんなのインチキである。視聴者のオバサンたちは甘くない。地方のお客はともかく、インチキ真珠に誤魔化されるほど巷の主婦は馬鹿ではない。(放送2016年2月26日21時~)

(黄蘭)

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