本屋大賞「羊と鋼の森」(宮下奈都) ピース又吉もかなわないベストセラー間違いなし
2016.04.13 13:33
0
読まない人も買っちゃうヒット本。映画化になればまた売れる
司会の加藤浩次「『海賊とよばれた男』が377万!」
100万部とはどんな数字か。三省堂の副本店長の松下恒夫さんは「読まない人も買っちゃうとか、そういうレベルまでいかないと出ない数字」という。
しかも先がある。面白い本だから映画化にも多く、するとまたオファーが殺到するのだ。日本アカデミー賞の最優秀作品賞の「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」は06年の本屋大賞作だ。13年の「海賊とよばれた男」も映画公開が決まっている。第1回の「博士の愛した数式」以来、12作のうち10作品が映画やドラマ化されている。
本好きの加藤はノミネート作品のうち「半分は読んだ」という。「面白かった」とあげたのは、「教団X」(中村文則)、「朝が来る」(辻村深月)、「君の膵臓をたべたい」(住野よる)だ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト