可愛いだけじゃない黒木華、ギューカイ人ぽいオダギリジョー素敵・・・マンガ嫌いでも毎回見たくなる拾い物
<重版出来!第1回、第2回>(TBS系)

印刷

   マンガ嫌いの筆者はマンガ業界の話と聞いて食指が動かなかったのだが、これが意外な拾い物ドラマ。柔道女子の黒沢心(黒木華)が、あらゆる就活に失敗した挙句、掃除夫に化けていた社長を投げ飛ばしたのに週刊バイブスに就職できた。副編集長の五百旗頭(オダギリジョー)と一緒に、業界の重鎮・三蔵山(小日向文世)が人気に陰りが出て、絵もバランスが悪くなったとネットで叩かれていたのを、ひょっとして年を取って猫背が酷くなったので漫画を描く机の角度が関係しているのではと、心は発見して大手柄を立てる。
   2回では、「ユーレイ」の綽名のある営業部員を励まして、ほのぼの系のマンガを平積みさせる大手柄。シビアな営業部の査定によって、売れ出したマンガに増刷の指令が出ることを「重版出来!」という。
   マンガ、マンガとバカにして、電車の中でハゲやシラガの結構老人に近いオジサンがコミック雑誌を読んでいる風景を白い目で見ていたが、それだけマンガ業界に歴史ができたことでもある。だから、人格者の大御所・三蔵山のような人物も生まれるし、万年アシスタントでデビュー出来ずに腐っている人物もごろごろいるし、一種の才能の世界なので、ディテールに普遍性があって面白いのだ。
   可愛らしいだけではない黒木華の新入社員ぶりと、ギョーカイ人ぽいオダギリジョーが素敵である。これは毎回見ようと思う。ひねた部員の安田顕、おっかない営業部長・生瀬勝久など芸達者揃い。(放送2016年4月19日22時~)

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中