天才少年少女たちは幸せか?教育パパ・ママ異常な入れ込みの果てに・・・家庭崩壊と大人になったら『ただの人』
<プロフェッショナル仕事の流儀 未来のプロフェッショナル スペシャル>(NHK総合)

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   小さいころから有名だったピアノの牛田智大がもう16歳になった。いっちょ前にショパンのピアノ協奏曲ソロ部分の弾き方の解釈を講釈する。声変わりしたが童顔は昔のままで可愛らしいが、腕は上達した。3年位前に聴いた時にはチヤホヤするほどでもない下手くそだったので、その後順調に成長したのだろうが、ピアノの天才少年は大体において大人になってダメになるから精進しなさい。
   他の3人は17歳のゴルファーの女の子。プログラマーの15歳男子。ボクシングで嘱望される高校生の男の子。みんな教育パパ・ママの産物だが、思春期になって反抗的な女の子もいれば、父親に従順で感謝の言葉を述べる優しい男の子もいる。スパルタ父の方がギクシャクして悩んでいるようだ。プログラマーの15歳はひきこもりだったのが、プログラミングという鉱脈に出会って立ち直った。
   作り手は「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組タイトルに縛られて、親やコーチの「育ての流儀」にこじつけていて説教臭い。子供を「天才」にさせるのは、バカと思われるほど親が入れ込むかどうかだけ。流儀もヘチマもない。親に普通の批判精神や、まともな子供にならせたいとする常識があれば、大体において「天才」は作れない。あるアメリカ人の天才ピアノ少年の両親は、子供が12歳ぐらいから別居。父親はほったらかしで母親は子供について欧州に渡った。子供は有名になったが親たちは壊れた。これで幸せか。(放送2016年5月2日19時半~)

(黄蘭)

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