藤木直人は凡演、演出は凡庸・・・思い付きだけの粗製乱造にがっかり!推理ドラマ作り過ぎじゃないかテレ朝
<叡古教授の事件簿>(テレビ朝日系)

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   文系だが凝り性でダンディで頭がいい帝都大学教授の宇野辺叡古(藤木直人)が、学長選に絡んで次々に起こる猟奇的な殺人事件を暗号解読によって解決してゆく話である。ドラマスペシャルと書いてあったので、どれほど面白いのかと期待してみたが空振り。藤木直人はイケメンということになっているが、筆者には全くそうは思えず、まして俳優の最低の資質であるセリフ回しが下手くそ。口のしまりが悪いのか、音が漏れるのか、滑舌に違和感があって聞き難いのだ。毎日新聞のラ・テ欄に「藤木が好演」と書いてあったので筆者はずっこけてしまった。このどこが好演なのだ!凡演!
   ちょっとドジな南波陽人刑事になる田中直樹もあまり魅力がない。ユーモアを出そうとしているのだろうが、テンポも悪いし、ただの愚鈍に見える。演出が凡庸なのだ。叡古教授はクラシックなストライプのスーツに、今時珍しいパイプを銜えていて、蝶ネクタイに胸チーフ。コナン・ドイルの登場人物を気取っているのか? それにしては大学の建物も今風だし、万事がミスマッチである。
   テレ朝さんよ。推理ドラマを作り過ぎなんじゃないのか。そもそも原作「東京帝大叡古教授」の舞台は明治時代であるから、現代に移し替えた無理が出たのだ。時代を移すなら移すで、徹底的に人物も改変しないとヘンなことになる。こういうドラマを思いつきだけの粗製乱造品というのである。2時間以上も見て時間の無駄をした。(放送2016年5月21日21日~)

(黄蘭)

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