2018年 9月 24日 (月)

大銀行キャリアにまるで見えないミスキャスト!眠そうな目でピリッとしない小雪、飲み屋のママか鈴木保奈美
<ゴールドウーマン>(テレビ朝日系)

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   男社会の大銀行の中で、「汚い男社会を女が斬る」と新聞の紹介欄にあったので、期待してみたが肩透かし。子会社の解体と社員のリストラを命じられて、「室長」という聞こえはいいが汚れ役を任された吉沢環(小雪)が、悪戦苦闘しながら、最後はダーティな隠し財産のための子会社だったと暴く話であるが、小雪が何ともなあ。
   しかも、環を推薦したのが先輩社員の矢島舞(鈴木保奈美)で、この2人とも大銀行のキャリアウーマンに見えるか? 見えない、見えない、全く見えないミスキャスト。日経小説大賞とかを受賞した原作ものだが、小説で読んだら多分面白いだろうが、眠そうな目でスーツにハイヒールの小雪が、魑魅魍魎の大銀行の恥部に切り込む役柄なんて、どう見てもピンとこない。総合職が聞いて呆れる。
   また出世願望の権化で、事実女だてらに役員待遇の次長になり、環を室長に推薦した矢島舞の本当の理由は、隠し財産の隠れ蓑だった子会社の整理を、体よく環に押し付けるためだった。つまり、計算高い頭の切れるヌエのような女なのだが、鈴木保奈美はただの色っぽいオバサンにしか見えない。せいぜいが飲み屋のママ?
   ただ1点だけ気に入ったのは、3代前の頭取で、今は最高顧問の西條(山本學)で、大きな屋敷に和服を着て座り、穏やかな語り口ながら、「すべてを知っている」金融界のフィクサーらしき貫禄があってなかなかのものであったのだ。看板倒れの凡作。(放送2016年5月28日21時~)

(黄蘭)

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