2024年 4月 18日 (木)

「天皇執刀医と山口組大幹部」浅からぬ付き合い!診断受け付け届け・・・神戸牛1頭セットや米30キロ

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   きょうは暴力団ネタで始めてみたい。フライデーが天皇の執刀医・天野篤教授が山口組大幹部と付き合いがあり、高価な贈り物をもらっていて、なかには米300キロもあったと報じている。<4月6日午前10時――順天堂大学医学部附属順天堂医院の『裏口』付近に、黒いワンボックスカーが停まった。(中略)しばらくすると裏口から二人の男に護衛されるようにして、中折れ帽姿の初老の男性が出てきた。初老の男性を後部座席に乗せるとワンボックスカーは発車。(中略)初老の男性は新幹線で神戸へ向かった>(フライデー)

   この初老の男性は山本國春(66)で、建國会会長で四代目山健組では若頭を務めた山口組の大幹部であるという(14年に引退を宣言)。07年5月にJR三ノ宮駅(神戸市)近くで四代目山健組系多三郎一家・後藤一男組長がメッタ刺しにされる事件が発生し、その指示を出したとして、この人物は組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)容疑で逮捕された。15年6月に懲役20年が確定したが、それからすでに1年近くが経過しているのに、収監されずになぜ順天堂医院にいたのか。

   フライデーによると、山本元若頭は重病人で収監は望ましくないと書かれた「診断書」が存在するため、当局は二の足を踏んでいるというのだ。その診断書を書いたのが、12年2月に天皇陛下の冠動脈バイパス手術を成功させた天野篤教授だというのである。医者は患者なら誰でも診るのは当たり前ではあるが、山本元若頭と天野教授には接点があるという。医療関係者がこう話している。

   <「三浪して日大医学部に入った時点で、天野さんは非エリートとして民間病院で腕を磨くことに活路を見出した。手術件数をこなすうち、暴力団員の患者と知り合い、『腕がいいから』と別の暴力団員を紹介された。そんななか、山本氏とつながったと聞いています」>

   診断書には、感染症のリスクが高いので他人が使ったタオルを触るのは危険。生水を口にしてはいけない。人混みも避けるべき。トイレで踏ん張っただけで死ぬリスクがある。おおむねそんなことが書かれていたという。だが、フライデーが目撃した山本元若頭は、診断書に書かれているような重病人には見えなかったそうだ。さらに取材を進めると、<「ここ一年の間に山本氏から天野さんのもとに高額な贈り物が届いているのです。マスクメロンが大量に配送されたり、1本1万円近くする高級ワインが配達されてきたり。神戸牛一頭セットがプレゼントされたときは、心底驚きましたね」(医療関係者)>

   さらに、今年(2016年)2月1日、山本元若頭から魚沼産のブランド米30キロ―実に10箱もの段ボールの山が順天堂医院の天野氏に届けられていたという。郷原信郎弁護士は<「暴力団からの贈答とわかっていたのなら、断固拒否すべきでしょう。わかっていて飲んだり食べたりしているなら、コンプライアンス意識や規範意識が麻痺しているとしか思えません」>と批判している。拒絶するどころか、天野氏は贈答品を医局員とシェアしていたという。医者のモラルとしていかがなものかと思わせる記事である。

長友佑都・平愛梨「カラオケ友達」が発展して結婚します!

   アサヒ芸能が「2つの山口組とパナマ文書」という記事のなかで、<「パナマ文書にも2つの山口組のある中核幹部の関連会社の名前があり、注目している」(捜査関係者)>と報じている。

   現在、暴力団員は銀行口座を取得できない。だが、おカネを所持しているだけでは増えないし、資金移動のためには脱法的に銀行口座を取得して取り引きを行わなければいけない。それを可能にするのがタックスヘイブン(租税回避地)で、暴力団関係者がシンガポールなどに会社をつくり、その会社を株主にしてヴァージン諸島で取り引きを行うのだという。このようなやり方はこれまでも多く行われてきたようだが、2018年にマイナンバー制度が本格稼働するとこの手が使えなくなるそうである。

   フライデーはサッカーの長友佑都(29)がタレントの平愛梨(31)と極秘交際していて「できちゃった婚」するとスクープしている。この話は、けさ3日のスポーツ各紙で報じられているが、フライデーが出る前に長友側が流したのであろう。

   フライデーによれば、長友と平との付き合いはすでに2年半にも及ぶそうだ。日本とイタリア・ミラノの遠距離を乗り越えて、超極秘に愛を温めてきたそうだ。<「2人の交際が始まったのは14年の年明けから。芸能人が多く集まる食事会で出会い、お互いカラオケが好きということで意気投合。『カラオケ友達』として遊ぶようになり、そのまま交際に発展しました」(平の知人)>

   だが2人の結婚には障害があった。彼女の事務所をよく知る関係者がこう話す。<「今年の春ごろ、事務所に『長友さんと結婚して引退したい』と申し出たそうなんです。ただ、社長からは『今1年待て。いろいろ仕事も入ってるからそれをやり切って、年明けにきちんと発表するのでいいじゃないか』と言われたと。でも本人はすぐにでも結婚したくて、ずっと悩んでいて・・・」>

   それを急変させる事態が起こった。平が妊娠したのだ。事務所の社長は、妊娠という最終手段に訴えた平に激怒したという。この時点でフライデーは、彼女は事務所の反対を押しきって長友とゴールを決めるのか? と書いている。平は妊娠説を否定しているが、フライデーの記事が2人の決断を後押ししたことは間違いない。おめでとう!

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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