「しつけ」と「虐待」どこが線引き?米国では公園で1人にしただけで逮捕

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   子供の「しつけ」と「虐待」の線引きはどこにあるのか。小学2年の田野岡大和君(7)が北海道七飯町の山中で置き去りにされた事件で、さまざまな議論が起きている。函館児童相談所は警察から心理的虐待の疑いがあるとの通告を受け、近く両親と大和君から話を聴く方針という。

フランスは13歳未満の留守番は法律で禁止

   街で聞いてみた。「本当に他人事ではなくて。スーパーとかで、帰ろうと言っても子どもが帰らないと言うと、じゃねと言って先に歩いてしまうこともある」(30代母親)。「テレビを見せません。1週間禁止とか」(30代母親)。「ゲームの約束時間が守れないときは、警察に連れて行くよと教えています。それでも守らない時は手をつないで車に乗せます」((40代母親)

言葉で伝わる

   子育て心理専門家の佐藤めぐみさんによると、「日本には虐待としつけの線引きをする法律はない」という。文化や治安の違いがあるが、アメリカでは子供だけで公園で遊そばせると育児放棄で逮捕される。フランスでは13歳未満の留守番は法律で禁止。スウェーデンでは狭い場所に閉じ込めたり、言葉で罵倒したりするすると逮捕、罰金だ。

「つい、やってしまう」親もわかっている子供にマイナス

   青木理(ジャーナリスト)「日本でも児童虐待など法的に厳しくなってきています。しつけの問題を暴力で解決しようとすれば、子どもたちにも悪い影響が残りますよ」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「親は『ついやってしまう』と言いますから、やってはいけないとは思っているんですね。体験によっても、暴力や虐待ではなく、ちゃんと説明された方がいいとおもいます。私は、子どもは動物ですかと問いたいんです。人間は言葉を持っているのだから言葉で伝わるはずですよ」

   たしかにそうだ。だが、「わかっていても、つい」超えてしまう「一線」をとどまる方法はないか。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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