2018年 8月 16日 (木)

ありがち不良高校再建ドラマに期待持たせる寺尾聡と多部未華子・・・飄々とした佇まいと気の強い娘の好対照
<仰げば尊し 第1回>(TBS系)

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   今期は寺尾聡モテモテ。単発ドラマ「喧騒の街、静かな海」(NHK)にも出るし、これは連ドラ主演だ。よくある不良の溜まる高校の再生の物語だが、神奈川県内高校での実話だそうだ。元プロのサックス奏者だった樋熊迎一(寺尾聡)は事故で楽器が上手く弾けなくなり、今は子供たちに音楽の楽しさを教えている街の先生である。
   どうしようもなく荒れた学生のいる美崎高校の小田桐校長(石坂浩二)から頼まれて吹奏楽部の指導をすることになる。妻は亡く、娘の奈津紀(多部未華子)は心配するが、樋熊はやる気満々。しかし、樋熊がプロオケから逃げたことを嗅ぎ付けた不良グループの5人にメタメタにされる。それでも樋熊は吹奏楽部を率いて、まず、挨拶から始めろと指導する。コンサートの出演もワルたちのたくらみで出演出来なかったり、散々な目にあっても頑張る。
   寺尾の吹奏楽部演奏指揮が、曲にテンポが合っていないよーと怒鳴りたくなる下手くそさで、「おい、元、プロだろ、お前」と突っ込みたくなる出来具合だった。演出家も音楽オンチだな、さては。
   出だしに娘の奈津紀が指揮していたところを見ると、樋熊は多分病気もちで、ワルたちを立ち直らせて後、亡くなるのだろうと予想できる。連ドラの主題として非行少年の立ち直りというテーマはよくあるが、音楽部は絵になるし感動するので期待大である。飄々とした寺尾は適役。気の強い娘の多部も期待できる。(放送2016年7月17日21時~)

(黄蘭)

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