2024年 4月 25日 (木)

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水素水マーケット急拡大!専門家は効能否定するがイワシの頭かな・・・

   お次はブームの水素水のお話。何しろ200億円市場に膨らんだというのである。だが、その効能は?

   <「伊藤園やパナソニックといった大企業が参入したこともあり、ここ数年で爆発的にマーケットが拡大しました。水素水関連の市場は200億円規模にまで膨らみ、まもなく300億円台に達するとも言われます」(経済部記者)>

   昨年度のミネラルウォーターの市場規模が約2860億円とされるが、水素水はわずか数年でその1割に達するほどに売り上げを伸ばしているわけである。しかしこの水素水の効能については諸説あり、否定する声も多いようである。唐木英明東大名誉教授(薬理学)はこう話す。

   <「安全性試験のない水素水よりも『水道水』のほうがはるかに優れています。何しろ、水道法で定められた、最も厳しい品質基準をクリアしたわけですから。また、人間の消化管では絶えず水素が作られています。にもかかわらず、わざわざ微量の水素が入った水を飲む必要などないのです」>

   週刊新潮によると、人間の大腸では腸内細菌の動きで1日に7~10リットルのガスが発生し、その約1割を水素が占めるという。そのうちの最大で2リットルがオナラとして排出されているそうだ。

   <確かに、医療分野における水素の活用については、『懐疑派』も一定の理解を示している。しかし、『生みの親』ですら研究段階と認め、インチキ商品横行に閉口している現状では、市販の水素水に劇的な効果を期待するのはどだい無理な相談である>(週刊新潮)と結論付けている。

   まあ、イワシの頭も信心からということもあるから、心理的効用はあるのかもしれない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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